「他人の気持ちを想像する」

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人の気持ちを考えられないというのは、想像力の欠如である。
最近、そんな人がとても多い気がする。

ネット上の誹謗中傷にしろ、リアルでのいじめにしろ、それをやられた相手の気持ちを全く考えていないことから、それは起こる。

「自分がされて嫌なことは他人にもしない」というのは、保育園や幼稚園で誰もが習うことだ。
にも関わらず、大人になってもそれが分かっていない人がかなりの数、いるということは本当に悲しむべきことである。

電車の中で席を巡って言い合いになる。

私は電車で座らない人なので、「そんなに座りたいか?」と思ってしまうが、声を荒げる人もいて、なにがそんなに不満なのかと思ってしまう。

電車の中でお母さんが子供を連れていて、子供が何かの理由でギャン泣きしてるときとかある。
そんなときに怒り出すおっさん。
カルシウムが足りてないんだろうか。

マタニティーマークを付けている女性を睨み付ける人とかもいて、本当に弱者に厳しい社会だな、と悲しくなることもある。

相手の気持ちを考えれば、そんなことは到底できないはずなのだが。
その一言を言う前に、その行動を取る前に、自分がそれをされたらどういう気分になるか、考えてみる必要がある。

ちょっと想像力を働かせれば、そんなことは簡単にわかるはずだ。
本当に不思議に思う、今日この頃である。


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