講評ってどんなもの? その2
ココナラに出品しているサービスの「講評」について、前回に引き続き、具体例を出しつつ解説します。
小説の講評サービスは、基本的には、
「全体的な講評」「よい点」「改善点」
「修正アドバイス」に分けて講評しています。
一番大切な部分は「改善点」だと思うのですが、ここはかなり具体的に
書いてしまっているので、ちょっと抜き出すのが難しく、今回は大まかな修正アドバイスを重点的にお送りします。実際の「改善点」は、ページ数なども入れて、
どこをどのように直すべきか、もっと詳細にお伝えしています。
講評のほんの一部だけを抜粋でお送りします。
抜粋は、同じ方の作品ではなく、いろいろな方の講評から抜粋しております。
(※購入者の了承済み)
<全体的な講評の具体例1>
設定やキャラクター、書こうとしているテーマや題材は、
BLの王道であり、読者受けしやすい、素晴らしいものだと思いました。
また、ストーリーも起承転結がしっかりしており、中編という短さの中で、
過不足なくエピソードが盛り込まれ、物語の展開も上手だと思いました。
特に山場の作り方が上手で、後半の怒濤の展開は見事だと感じました。
では、投稿して賞を獲るためには、何が足りなかったか。
それは作品全体の掘り下げだと思いました。
筆力、と言うこともできるのですが、物語自体のストーリーや設定は面白そうなのですが、
読後感は全体に浅い印象が残りました。
作品全体が淡々とした印象で、情感たっぷりな部分が少なく、
恋愛小説としても、主人公の成長物語としても、若干、物足りなさを感じました。
中編なので、あまり掘り下げすぎても長くなってしまうのですが、
それ
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