日本大学経済学部の総合型入試では、合格発表と同時に総評を添付してくれています。
大学側がどのような目線で評点し、合格者を選ぶかがよくわかるので、以下ポイントを交えて読んでみてください!
⑴ 「エントリーシート」 講評
「エントリーシート」の審査においては,次の点を中心に評価を行った。
1. 日本大学経済学部」 に対する志望動機が明確に説明されているか。
2. 取得した資格を大学での学修や将来にどう活かそうとしているか。
3. 卒業後のキャリアに関する考え方がしっかりしている
4. 上記のキャリア展望に基づいて, 入学後の学修計画が立てられているか
以上4点のそれぞれについて, 一般論ではなく自分自身の考えを具体的に述べているもの、互いの関連が明確で計画に一貫性のあるものに, 高い評価を与えた。
自身のこれまでの経験等に基づいた将来の目標 展望を最初に示したうえで, 実現に向けまた学修計画を具体的に提示したものが大多数であった。
本学部のウェブサイトやオープンキャンパスで情報収集を行い, 授業科目名やサポート体制にまで言及したものも多かった。
卒業後の希望進路を述べるだけでなく,どのような経験を積んで最終的にどこを目指すかまで見通しを立てているものも少なくなかった。
また, 取得した資格を学修や進路にどう活かすかがよく考えられているものは高評価につながった。
【ポイント】
1人では上記の内容をまとめ上げることはとても難しかったと思います。
ココナラの総合型対策ではこの点も踏まえてしっかりとサポートしています!
一方で,本学部への志望動機が明確でない (他大学 他学部でも実現可能な)もの, 資格と入学後 卒業後の計画が関連付けられていないもの, 志望動機と入学後の計画との関連が
明確でないもの, 卒業後の計画が具体的でないものもあり,それらには高い評価を与えることができなかった。
⑵ 「小論文A」 講評
採点評価基準
本年度の第一次選考(小論文A) は, 近年公立小・中学校において, 教師の配当定数を満たさない学校が増えるとともに、採用試験の競争率が低下している背景について論述することであった。 また, 公立小・中学校で教師が不足したり、 採用競争率が低下することで,どのような問題が起こりうるかについても論述してもらった。本課題の評価にあたり、理解力,文章表現力, 論理性独自性という評価ポイントを置き, さらに以下の点も重視した。
① 教師不足ならびに採用試験における競争率低下の背景について, 教師の働き方の実態を踏まえた論述がなされているか。 また, 課題で求められた3つのキーワードを理解したうえで論述に反映させているか。
② 教師不足ならびに採用試験の競争率低下によって生じうる問題について, 説得力のある形で論述展開が出来ているか。
③課題で提示された参考文献に加え、 他の関連図書 資料を自分なりに整理したうえで論述に活用しているか。
④ 使用した参考文献の引用方法は適切であるか (例えば,文献リストを作成しているか,図書資料から図表を引用する場合にはその箇所のページ数が記載されているかなど)。
提出された小論文の講評をまとめると以下のとおりである。
評価ポイント① について,
受験者の多くは課題を適切に理解し, 参考文献を用いながら教師不足及び採用試験の競争率低下の背景について説明が出来ていた。特に、賃金が支払われない時間外労働など, 就業環境上の問題を具体的に取り上げながら考察していた論文は高く評価した。
その一方で, 課題で提示された3つのキーワードのすべてに触れてたり、課題との関わりが分かりづらい独自の内容を展開していた受験生が散見されたが,これらは求められた課題に解答出来ていないため高く評価できなかった。
評価ポイント② に関して,
教師不足や採用試験の競争率低下によって起こりうる問題を,論拠を示さないまま羅列したものが散見された。 論述課題に取り組む際は, 課題の内容を正しく理解することが前提となる。 例えば、 課題にあった 「教師不足」 とは学校が教師の配当数を満たしていない状態のことである。 そして公立小・中学校における教師不足は, 参考文献でも取り上げられていたとおり, 臨時的任用教員などによる常勤教師の代用が出来ていない事例が多い。 このことを踏まえれば、 病気療養や育児休業など学期途中に教師が不足する状況が発生すれば, 他の教師達に意図していない負担が発生し、 結果的には過労の問題が発生しやすいことが理解できる。 このように、 自身が提示する解答がなぜ正しいと思えるのか まずは課題を正しく理解し, そのうえで論理的に論述するよう心掛けてほしい。
評価ポイント③ 及び ④ に関して,
多くの受験生は課題で提示された参考文献以外の図書や資料を引用しながら論述していた。さらに一部の受験生は, 複数の公立学校教師にインタビューやアンケートを行い,そこで学んだことを論述に反映させていた。 これらは好印象であり、高く評価できた。 その一方で, 根拠が曖昧な論述や, 資料・文献の引用がないまま自身の意見をあたかも事実であるかのように述べている解答があった。 論拠を欠いた意見や提案は説得力が乏しいため, 減点対象とした。
この他、主語や目的語の欠落があるなど, 基本的な文法に問題がある文章や, 「だから」や 「とか」といった話し言葉を用いた文章が一部の受験生にみられた。こうした文法上あるいは形式上の問題についても減点対象とした。総合的に高い得点を目指す場合には,最終的な結論を導く前に, 課題が求めている内容がすべて充足できているかどうかを今一度丁寧に確認するとともに, 形式上求められていることを正確に踏まえ, 小論文を作成することが不可欠である。
【ポイント】
文法ミスも減点とする厳しい選抜を行っています。添削がすべての要であると思いますので、提出前に添削を受けてみましょう。