アイデンティティ・クライシスからの立ち直りに必要なこと
昨年秋に、第4子を出産以降完全母乳で育ててきました。完全母乳だから産後の抜け毛がひどいのかな?それとも第4子だから?いや、やっぱり40代で産んでるから?などと、色々なことをぐるぐる考えては抜け毛の量に落ち込み、「今が抜け毛のピークで、またすぐ生えてくるから大丈夫」と自分に言い聞かせる日々でした。しかし、1月あたりからあまりにひどい量が抜け始め髪の毛を上から優しくなでるだけでハラハラとたくさん落ちるようになり2月には大きなハゲがいくつも出来てしまい最初は軽い気持ちで見ていた私も鏡を見るたびに、自分でもわかるくらい髪の毛がどんどん薄くなり、全体の毛量も半分以下となり気持ちが落ち込んでいくのがわかりました。次第に事態を重く見るようになってようやく皮膚科へ行きました。すると「間違いなく脱毛症ですね。見たところ円形ではないので、汎発性脱毛症だと思います」と言われてしまいました。汎発性脱毛症とは、程度の差こそあれ髪の毛だけでなく眉毛やまつ毛など、全身のありとあらゆる毛が抜けてしまうという一番重症な脱毛症のようです。これを知った時、自分が自分じゃなくなっていくようなそんな感覚に陥りました。アイデンティティ・クライシスです。髪は女性の命とも言いますが今までこの歳(43歳)になっても白髪も生えてこず髪の毛で悩んだことが無かったのですが脱毛症になったことで髪の毛で悩み苦しむ人の気持ちがわかるようになりました。しばらくは気持ちが塞ぐ日が続きましたがこういった困難(逆境)に立ち向かう力(レジリエンスと言いますね)が身についていたのでそこまで時間がかからずに立ち直り前向きになることができました。身体が不
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