夫年収600万円でマイホームは買える? 子ども2人の家計でリアルに試算してみました
「家が欲しい。でも教育費とローン、両立できるの?」「2人目の子どもも大きくなってきて、今の賃貸が手狭に…。そろそろマイホームが欲しい。でも、子どもたちの教育費がこれからどれだけかかるのか分からないし、住宅ローンの支払いと両立できるのか不安」そんなご相談を、子育て世代のAさんご夫婦からいただきました。特にAさんの不安は以下の2つ:今後、子どもたちの教育費がいくらかかるのか?教育費がかさむ中、住宅ローンを払い続けるには妻がパートでいくら稼げばいいのか?今回は、実際のご相談事例をもとに、ライフプランをシミュレーションし、数字で「買っても大丈夫か?」を確認してみました。■ 家族構成と収入・支出の前提今回のケースはこちら:Aさん(ご主人):35歳(会社員・年収600万円)奥様:専業主婦(お子さまの小学校入学を目安にパート再開予定・年収100万円程度を想定)お子さま:5歳と3歳マイホーム予算:5,000万円(フルローン・35年/金利0.85%/ボーナス返済なし)支出は以下のように想定しました:生活費:月28万円教育費:私立進学の可能性あり(中学〜大学までで2人合わせて約2,000万円と想定)旅行・レジャー費:年間60万円老後資金目標:夫婦で最低3,000万円■ Aさんのライフプランを試算してみました住宅購入を前提に、65歳時点までのキャッシュフロー表を作成。以下は主な結果です。住宅購入から5年間:住宅ローン支出は月14.2万円+固定資産税(月換算1万円)と増えるが、児童手当や保育料減少で家計はやや安定子どもが中学生になる頃(約10年後):教育費年間100万円以上に上昇し、家計収支は毎年マイ
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