「文字だけの幸福」
【ベーシック】
6歳の時
父親の会社にサンプルとしてあった
マックスマシーンと言うパソコンを
もらってきてくれたので使う事にした
しかしパソコンとして使うには
プログラムを打つ必要があり
それが全然解らない俺は
もっぱらゲームばかりしてた。
でもゲームをやりすぎて飽きてしまい
本来のPCとして使ってみたくなり
ベーシックプログラムの説明書を
読んで見る事にする。
すると何を書いてあるのか全く解らず
言葉の意味も理解できないし
漢字も読めないしチンプンカンプンで
現段階じゃ理解不可能だと知った。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
なので父親と母親に説明書を見せ
どんな事が書かれてるのか
解るように説明してもらおうとしたが
2人とも全く解らなかった。
そこで母親がPCが得意な親戚の人に
連絡を取ってくれて話す事になり
俺がベーシックと言うプログラムを
勉強したいと伝える。
そして帰ってきた返事が「君じゃまだ
ベーシックなんて難しくて無理だから
叔父さんが書いたプログラム送るので
それを入力して見なさい」と言われた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【文字入力】
そして後日親戚の叔父さんからの
俺宛の封筒が送られてきて中を見ると
英語や記号が書かれた手紙があり
これがベーシックプログラムらしい。
この10行位のプログラムを入力すると
電卓と同じ計算が出来るようになり
全く面白みがない物だったけど
何かがPCで作れるのが嬉しかった。
(∩´∀`)∩ワーイ
なので早速入力し始めると
キーボードの文字の位置が全然解らず
1文字1文字探しながらキーを押して
1時間以上かけて入力す
0