個性を認めるということ
『ひとりひとりが違って良い』『もともと特別なオンリーワン』ひとりひとりに個性があり、それを受け入れ、認めることでこの世の中がうまく回っていくという考え方が定着してだいぶたちますが、それほど世の中が平和になったとは思えない状況です。SMAPの『世界に一つだけの花』という曲がありますが、この考え方を世間に広めた起爆剤になったものだと思います。歌詞が個性を認める、そしてそれが間違いではないということを歌っている歌詞だから、水瓶座の時代をよく反映していると思う曲です。花は基本的には太陽を向いてひまわりのように咲き誇ります。しかしながら、太陽に背をむけ陽から目をそむけるように咲くクリスマスローズや日陰のほうが生き生きと咲く胡蝶蘭などその生き方は様々です。花のように人にも個性があります。必ずしも太陽に向かって陽の光を存分に浴び、元気よく自分を表現できることが良いというわけではなく、その人がたまたまそのような本質だったということです。草さえも自分で生きる場所を選びます。栄養のある土地で元気になる草。栄養の無い土地で元気になる草。むしろ、栄養の無い土地の方が草自体のパワーが強いので薬草として生きることが多いのです。太陽の慈愛の光、それは強い意志の表れです。土の温かい母性愛、それはどんな時にでも守られているという安心感の表れです。どちらもあればよいのですが、少なくとも生きていけるパワフルさを学びに来ている魂もいます。逆にありすぎるくらいに持っている人は、シェアすることを学びに来ている魂なのでしょう。そうやって個性を認め、役割を認めることは、自然に従って生きることにつながると思います。この世界が平
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