相性問題 3
「 運命の相乗効果2-1」や「四柱推命(淵海子平)と宿曜占星術 2 魁罡と日刃」で述べているが、一人では成しえない発展飛躍をするペアや、猛悪な運命がペアになることによって改善するという組み合わせがある。 これは、宿曜の三九の法の命業胎栄親壊安危成友衰の一般論で見てはいけない。命業榮に六害宿があり時としては離別や病気失敗の関係になる。もちろんこれは西洋占星術ではトラインやコンジャンクションの時でもあり調和座相になっている。これが単純に良いといえるかという問題もあるから、最初に書いておくが単純な一覧票を引くような判断ではない。 原始的な思想に淵海子平の身旺身弱と通変星の吉凶というのがある。身旺の人は行運の比肩劫財は凶となるということで表している。が、行運、宿曜の胎に当たるところは外れているわけだ。しかしこの判断は、凶運を制圧して正常化または凶を逆に吉に変える作用をする星のポイントを教えている。凶が吉に代わると行動にどういう変化が起こるのかは天源陶宮術に譲るとして、凶が吉にかわると、嫌われてた人が、努力せずに好かれるようになったり、人間関係がよくなりひいては商売がうまくいくようになる。また凶意が変化して吉星化した場合、再び凶に陥るのを予防する。禍を転じて福と為すのような作用がある。 この星の関係判定は宿曜占星の格を理解した上にあるので、解説は一言では終わらないのでここではそういうものがあることだけ書いておく。 では、凶運の人が結婚によって運命が変わるなんてことがあるのだろうかを現実面から見ると、表現は悪いが、病気持ちの男が結婚により健康ではつらつした変化をすることがあるパターンとし
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