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なぜ「問題なく生活している人」ほど満たされないのか|自己決定理論と承認依存から見る心の空白

こんにちは!自己認識サポーターの dai です。今日は、「毎日ちゃんと生きているはずなのに、なぜか満たされない」この状態がなぜ起きるのかを、心理学・脳科学の視点から説明していきます。理由が分かれば、安心できる人も多いと思います。前提として、このテーマに当てはまる人の多くは、・生活環境は整っている・家族や仕事の役割は果たしている・社会的には「問題なし」に見えるつまりこれは欠乏の問題ではありません。心理学的には、「動機の質の問題」です。1、中核となる理論:自己決定理論(Self-Determination Theory)この状態を説明する中心理論が自己決定理論(Deci & Ryan) です。この理論では、人が内側から満たされるために必要な欲求は次の3つだとされています。①自律性(Autonomy)→ 自分で選んでいる感覚があるか②有能感(Competence)→ できている実感があるか③関係性(Relatedness)→ そのまま受け入れられている感覚があるか重要なのは、3つすべてが満たされて初めて、充足感が持続するという点です。2、「役に立っているのに満たされない」理由ここで多くの人がハマる落とし穴があります。・有能感 → ある(仕事・家事・成果)・関係性 → ある(感謝・役割)でも、自律性が欠けている。つまり、「やっているけど、選んでいない」「やらなきゃと思ってやっている」この状態です。自己決定理論では、自律性が欠けた行動は、報酬があっても消耗につながるとされています。3、脳科学的補足:ドーパミンは長続きしない脳科学の観点でも説明できます。・評価される・感謝される・役
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もし明日が終わるとしたら、あなたは誰に電話しますか──娘の一言で思い出した、忘れられない一本の電話

こんばんは。心理カウンセラーの伊藤憲治です。今日、娘にふと聞かれました。「パパ、今まででいちばん記憶に残ってる相談ってどんなの?」数えきれないほどの相談を受けてきましたが、その瞬間、迷いなく思い浮かんだ人がいました。今日は、その方の話を少しだけさせてください。彼女は、とても複雑な家庭環境で育ち、本当に大変な人生を送ってこられた方でした。願いは「復縁」。でもそれは、ネットに転がっているノウハウでどうにかなるような話ではなく、普通なら心が折れてしまうような現実の連続でした。それでも彼女は諦めませんでした。感情と向き合い、行動を重ね、何度も自分を立て直しながら、私と二人三脚で、3年超えという時間をかけて前に進み続けました。そして彼女は、愛するその人との結婚を手に入れました。そこから数年が過ぎたある日のこと。突然、彼女から電話がかかってきました。「乳がんが見つかったの。次の検査で、末期かどうかがわかるんだ。」言葉を失いました。でも、彼女の声は不思議なくらい落ち着いていました。そして、こう続けたんです。「もしダメだった時に、最後にちゃんとお礼を言っておきたくて電話したの」正直に言えば、私は悔しくて仕方ありませんでした。やっと幸せを掴んだのに。あれだけ苦しい人生を生き抜いてきたのに。でも、彼女は静かにこう言いました。「本当にありがとう。私、いま幸せって、こういうことなんだって実感してる」その言葉を聞いたとき、私は何も言えなくなりました。幸せは、長さで決まるものじゃないのかもしれません。苦しみ抜いた人生の中で、「私はちゃんと愛された」「私は一人じゃなかった」そう心から思えた時間。それを知れた
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人との関わりが多い人ほど実は〇〇

人との関わりが多い人ほど、実は「孤独」を知っている昔の僕は、人との関わりが多いタイプでした。相談を受けることも多く、周りからは「人付き合いがうまい」「いつも人に囲まれている」と言われることが多かったと思います。でも正直に言うと、人とたくさん関わっているはずなのに、なぜか一人の時間のほうがホッとする自分がいました。人と関われば関わるほど、自然と気を遣うようになります。相手の表情や言葉の裏を考えたり、空気を壊さないように振る舞ったり。特に相談される立場になると、「自分より相手を優先する」ことが当たり前になっていきました。そのうち、自分の気持ちを話すことが少なくなりました。「こんなことを言ったら相手を困らせるかもしれない」「自分が弱音を吐く立場じゃない」そんなふうに思って、しんどさを飲み込むようになったんです。ある日、ふと一人になった時に気づきました。連絡を取れる人はたくさんいるのに、「今しんどい」と本音で言える相手が思い浮かばない。その時に初めて、孤独は一人でいることじゃなく、本音を出せない状態なんだと感じました。それから僕は、意識的に一人の時間を取るようになりました。誰にも気を遣わなくていい時間、評価されない時間。最初は少し不安もありましたが、その時間があることで、人と関わる時の心の余裕がまったく違いました。無理に明るく振る舞わなくていい。相手に合わせすぎなくていい。そう思えるようになってから、人間関係も少しずつ楽になっていきました。今ならはっきり言えます。人との関わりが多い人ほど、人の痛みに気づけるし、優しい。だからこそ、自分の感情を後回しにしてしまう。もしこの記事を読んで、少
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感情のコントロールが大切な理由

人と関わって生きている以上、感情が動かない日はほとんどないと思います。楽しい、嬉しい、安心する。悲しい、寂しい、悔しい、怒りを感じる。人と関わるほど、経験が増えるほど、感情の種類も、振れ幅も、どんどん大きくなっていきます。これは、悪いことではありません。むしろ、とても自然なことだと思っています。⸻感情が生まれるのは、ちゃんと生きている証拠僕自身、20代の頃は本当にいろんな経験をしました。正直に言えば、「しなくてもよかった経験」「遠回りだったなと思う経験」そう感じる出来事も、たくさんありました。失ったものもあります。大変な思いをしたこともあります。でも、今振り返ってみると、その一つひとつに対して、強い後悔はありません。むしろ、あの時にあの感情を味わったからこそ、今の自分がいると、心から思えています。⸻問題なのは「感情があること」じゃないここで一つ、はっきり言いたいことがあります。感情そのものは、コントロールしなくていいものだと思っています。怒ってしまう自分落ち込んでしまう自分不安になる自分それ自体を否定する必要はありません。問題になるのは、感情に振り回されてしまうこと感情が行動を支配してしまうことここです。⸻感情に飲み込まれると、判断を誤る怒りのままに言葉をぶつけてしまったり、不安から必要以上に相手を疑ってしまったり、寂しさから、本当は望んでいない選択をしてしまったり。その瞬間は「正しい」と思っていても、時間が経ってから「なんであんなことを言ったんだろう」「違う選択もあったな」そう感じることは、誰にでもあると思います。感情が悪いのではなく、感情が前に出すぎてしまうことが、人間関係
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