絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

12 件中 1 - 12 件表示
カバー画像

【民泊リアル#7】消耗品ストック編

「ゲストがトイレットペーパーを持って帰る」という噂を耳にすることがあります。けれど、私自身の経験では一度もそうしたケースはありません。むしろ、多くのゲストは常識的に使ってくださるので、必要以上に心配しなくても大丈夫だと思います。トイレットペーパーの目安ストックの目安としては、4名のゲストであれば1泊につき1ロールで十分。たとえば3泊の予約なら3〜4ロール程度を出しておけば、次の清掃日まで安心です。ただし、家にいる時間が多いゲストはその倍は必要です。ほとんどのゲストは日中、観光や仕事に出ていることを考えての目安です。予備の置き場所とはいえ、まれに「もう足りなくなりそう」という場面もあります。そんなときのために、キッチンのシンク下などに予備を少しだけ置いておくと便利です。トイレットペーパー1ロール、ティッシュ1箱くらいで十分。ゲストから聞かれた時に「ここにありますよ」と伝えられると、ゲストも安心して滞在できますし、ホストとしても気持ちがラクになります。後日清掃の日に補充すれば緊急で駆けつけないといけない、という事態を免れます。出しすぎないことも大事一方で、最初から大量に出してしまうと「あるだけ使ってしまう」こともあるので、バランスが大事です。必要な分はきちんと準備しつつ、予備は控えめに。そうすることで、ゲストにとってもホストにとっても気持ちよい環境を保てます。まとめ・トイレットペーパーを持ち帰られる心配はほぼ不要・4人で1泊=1ロールを目安に・予備は隠しておき、必要時に案内できるようにする・出しすぎない工夫も運営のポイント小さな工夫で、消耗品トラブルは簡単に防げます。「ゲストに快適
0
カバー画像

第4回 消防設備と安全対策の基本

「うちは小さい宿だから大丈夫」そう思っている方も多いですが、宿泊施設を運営するうえで一番大切なのは「安全」です。🔹 なぜ消防対策が重要なのか宿泊業では、「ゲストの命を預かる」という責任があります。火災や停電、地震などの非常時に、安全に避難してもらうための準備が必要です。特に一棟貸しの宿では、スタッフが常駐していないため、“設備そのものが命綱”になります。🔹 消防設備の基本ライン宿の構造によって必要な設備は異なりますが、一般的には以下の4点が基本です。①自動火災報知器 火災を早期に感知し警報を鳴らす【各部屋と通路に設置が原則】②誘導灯 非常時の避難方向を示す【電池式でもOK(停電時対応)】③消火器 初期消火用【1階に1台以上、各階に設置推奨】④避難経路図 非常口までのルート表示【外国人向けに多言語化も】🔹 消防署に相談する前の準備消防は「申請が通るかどうか」だけを見るわけではなく、安全全体を見てくれます。相談前に、以下の資料を用意しておくとスムーズです。・建物の平面図と配置図・設備の設置予定箇所を記入した図面・滞在人数(最大定員)や用途・建物の構造(木造・鉄骨など)初めての相談は緊張しますが、担当者は親切に対応してくれることがほとんどです。※事前予約は必須です。🔹 よくある見落としポイント・廊下や階段に荷物を置いて避難経路をふさいでいる・火災報知器の電池が切れているのに気づいていない・消火器の使用期限を確認していない・エアコンや電気ヒーターのホコリ清掃を怠っているこれらは実際に火災につながる可能性がある部分です。数ヶ月年に1度は、「自分が泊まるつもり」で全室を点検してみてください
0
カバー画像

レビューでクレームを書かれたときの対応は?

民泊や宿泊施設を運営していると、どんなに気をつけていても「ネガティブレビュー(クレーム)」を書かれることがあります。そんなとき、長々と弁明してしまうのは逆効果。読み手(潜在顧客)に「言い訳がましい」と映り、予約につながりません。ポイントは 端的に、誠実に反応すること。ケース別・短い返信例清掃に関するクレーム「この度は清掃が行き届かずご不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。今後はチェック体制を強化いたします。」設備不具合のクレーム「設備の不備によりご不便をおかけし申し訳ございません。改善に向けて対応を進めております。」不当と思われるクレーム「ご指摘いただいた点については当日〇〇の状況でございました。ご期待に沿えず申し訳ございません。」まとめ謝罪はシンプルに改善の意思を短く添える感情的な説明や長文は避けるレビューは次のゲストに向けた公開メッセージです。1〜2行の誠実な対応で十分に信頼は伝わります。
0
カバー画像

第5回 集客の基礎 〜まずはここから〜

宿をオープンして最初にぶつかる壁は「どう集客するか」。どれだけ素敵な宿を作っても、“知られなければ”予約は入りません。最初に取り組むべきは、OTA(オンライン旅行代理店)への登録です。OTAとは?Airbnb、Booking.com、楽天トラベル、じゃらんなどの予約サイトのこと。掲載するだけで世界中の旅行者があなたの宿を見つけてくれます。▼ OTAの特徴Airbnb:個性ある宿・一棟貸しが多いBooking.com:ホテル・旅館・一棟貸し ユーザー数世界最多楽天・じゃらん:国内旅行客・家族連れに強いあなたの宿のターゲットに合わせて使い分けましょう。写真は最強の営業ツール新規のお客様にむけては“写真”がすべてを決めます。・自然光で撮影・必要なもの以外は片付ける・部屋全体・バスルーム・外観・周辺環境も掲載古い宿でも、「清潔感」さえ伝われば予約は入ります。説明文のコツ「宿の魅力」ではなく、“滞在中の体験” を書くと刺さります。例)・静かな住宅街で、暮らすように滞在できます・駅徒歩5分。商店街が近く食事に困りませんポイントは、1.立地2.特徴3.ここでしかできない体験の3点を簡潔に。最初のレビューが命オープン直後は予約が入りにくいもの。知人やモニターに泊まってもらい、最初の3〜5件のレビューを集めるのもひとつの戦略です。ただし選ばれる宿でなければ選ばれません!強みを明確にして開業することを最重要課題としてオープンしてくださいね。次回は、「お客様対応の基本マナー」 をお届けします。
0
カバー画像

第1回 はじめる前に知っておきたいこと

最近、「民泊をやってみたい」「宿を持つのが夢だった」という方が増えています。けれど実際に動き始めると、思ったよりも手続きや準備が多く、途中で止まってしまうケースも少なくありません。まず大切なのは、「自分の目的に合った許可」を知ることです。宿泊業にはいくつかの種類があります。🔹 民泊(住宅宿泊事業・民泊新法)一般住宅を使って宿泊を提供できる制度。ただし、年間180日までの営業制限があり、繁忙期の稼働には限界があります。※特区民泊のルールが今後変わってきそうなので注意!!🔹 簡易宿所(旅館業法)ゲストハウスや一棟貸しに多い形。営業日数の制限がなく、しっかりと運営したい方におすすめです。🔹 ホテル・旅館(旅館業法)部屋数が多く、スタッフを常駐させるような事業規模。建築・設備の要件が厳しく、投資額も大きくなります。※どれに当てはまるかは、物件の大きさなどで一概に判断できないので注意「どの形が自分に合うか」を見極める自分の物件やライフスタイルに合わせて、どの業態を選ぶかを早い段階で決めましょう。たとえば「自宅の一部を使いたい」のか、「本格的に宿業をやりたい」のかで、必要な手続きや費用が大きく変わります。まず動く前に、確認しておきたいこと・物件が宿泊用途に使える地域か(用途地域)・消防設備が設置できる構造か・騒音・ごみ出しなど、近隣との関係に問題はないか・初期費用と運営コストの見通しは立っているかこれらを理解せずにスタートしてしまうと、「申請が通らなかった」「設備に追加投資が必要だった」など、想定外のトラブルに繋がります。最初の一歩は“情報を整理すること”からまずは自分の理想と現実を照らし
0
カバー画像

観光客のマナー違反は誰の責任?宿泊事業者としてできること

「観光公害」という言葉が広がる中で、「マナーの悪い観光客が増えている」と耳にする機会も増えました。でも本当に、それは“観光客だけの問題”でしょうか?私はそうは思いません。多くの場合、観光客は「知らないから」マナー違反をしてしまっているのです。例えば、ゴミの分別や、夜の生活音、電車内でのマナーなど…。その国で当たり前とされているルールを、外国からの観光客が知っているわけがありません。では、どうすればいいか。伝えるタイミングはいくらでもあると思うのです。・飛行機の中で、日本のマナーを案内する・空港から主要都市へ向かう電車で、観光客向けのアナウンスを流す・宿泊施設でチェックイン前にメッセージを送り、地域で守ってほしいルールを伝えるこうした工夫を積み重ねれば、観光公害は“ゼロにはできなくても減らせる”はずです。観光客をただ非難するだけでは、地域の空気は悪くなるばかり。だからこそ、私たち宿泊事業者は「伝える工夫」と「ゲストとの密なコミュニケーション」にもっと力を入れる必要があります。観光は、人と人と地域をつなぐもの。観光公害を減らす第一歩は、私たち受け入れ側ができることから始まるのだと思います。悲しい事実ですが、、、マナー違反については、日本人客にも問題があります。灯台下暗し。インバウンドに懸念を持つ前に、日本人としての在り方ももう一度見直したいですね。
0
カバー画像

民泊の集客減は万博のせいじゃない。年間を通じた強みづくりが必要です

最近、YouTubeなどで「この夏の民泊稼働が前年割れ」という話題を耳にしました。原因を「大阪万博に観光客が集中しているから」とする声もありますが、私はそうは思いません。確かに、関西圏には万博を見越した投資や動きが出ています。ですが、もし本当にそれが理由だとしたら、東京や他の観光地の民泊には全く影響が出ていないはずです。実際にはそうではなく、宿泊客の流れは一時的なイベントに左右されやすいのです。ここで考えるべきは、「イベントがある地域に人が流れるのは当たり前」ということ。京都でも、東京でも、沖縄でも、地域ごとに大きな催しや観光シーズンの波があります。それを「外部要因のせい」にしてしまっては、いつまでも安定した経営はできません。大切なのは、自分の宿の強みをどう活かすか。他にはない体験やコンセプトを持ち、繁忙期だけでなく閑散期でも選んでもらえる宿になることです。そうすれば、イベントや流行に左右されず、年間を通じて安定した稼働につながります。民泊は「価格競争」ではなく「価値競争」。自分の宿ならではの強みをどう作り込むか。それが、これからの時代に生き残る宿の条件だと考えています。
0
カバー画像

同業者から見る、特区民泊の危険性

大阪を中心に広がった「特区民泊」ですが、ここにきて離脱する都市が増えています。理由はシンプルで、観光の経済効果よりも地域の安全安心な生活を優先したということ。私はこれを当然の流れだと思っています。特区民泊は、通常の民泊と違って「住宅宿泊管理業者(監視役)」を置かなくても運営ができる仕組みでした。結果として、管理の目が届かない運営が増え、近隣トラブルや住環境の悪化を招いてしまったおおきな要因の一つでもあります。今後は、おそらく 新規受付の停止や、住宅宿泊管理業者の設置義務化などの規制強化が進むのではないかと考えられます。「民泊は簡単に稼げる」と謳う業者には特に注意してください。民泊は小売業ではなく、サービス業です。お客様や地域住民と真摯に向き合い、共存してこそ成り立つもの。全てを代行業者にお願いし、短期的な利益を追いかけるだけの運営を勧める業者にも注意をした方がいいと思います。まとめ特区民泊のように“抜け道”に見える制度は、一時的に広がっても必ず規制で締め付けられます。これから始める方は、しっかりとした土台を作り、長く続けられる運営を目指しましょう。「制度や許可について詳しく知りたい」「将来のリスクを避けながら運営をしたい」と考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
0
カバー画像

第6回 お客様対応の基本マナー

宿の印象を決めるのは、設備や清掃のレベルの高さだけではありません。「ゲストとのやり取り」 が非常に重要です。事前の問い合わせ対応返信は「速さ」が命。24時間以内の返信を意識するだけで信頼が生まれます。文章は長くなくてOK。・不安を取り除く・必要な情報を簡潔にを意識すれば十分です。チェックイン案内長旅で疲れているゲストに長い説明は不要です。・道案内は写真付き・鍵の受け渡し方法を簡潔に・無駄な会話は避けてスムーズにこれだけで「丁寧な宿」という印象になります。レビュー返信返信は“次のゲストへの公開メッセージ”でもあります。▼ ポジティブレビュー「ご滞在ありがとうございました。またお越しください。」短くても心が伝わります。▼ ネガティブレビュー「ご不便をおかけし申し訳ございません。改善に努めます。」端的かつ誠実に。長文の言い訳は逆効果です。おもてなしの本質最新設備よりも、“気持ちのいい対応”が記憶に残る宿 になります。次回は、「トラブルを防ぐ!よくある失敗とその回避法」 です。
0
カバー画像

【民泊リアル特別編】Yahoo!ニュースから読み取る、民泊の今後

最近のYahoo!ニュースで、民泊トラブルに関する記事が取り上げられていました。ここでまずお伝えしたいのは、「民泊運営者=悪」ではないということです。しかし世間一般にとっては「民泊」と「簡易宿所」の違いはほとんど認識されていません。そのため、真っ当に運営している施設まで「民泊=迷惑」というイメージを持たれてしまうのです。ニュースで取り上げられるのは、どうしてもルールを守らない運営者や、トラブル事例ばかり。その一方で、地域と共存しながらきちんと運営している事業者も数多く存在します。私が考える「真っ当な民泊運営」とは、・地域のルールを守る・近隣住民への配慮を欠かさない・観光と暮らしの調和を意識するこの3つを軸にしたものです。これから開業を考えている方には、まず「民泊は誤解されやすい事業である」という現実を知ってほしいと思います。正しい準備と正しい運営を行うことが、住民の信頼を得て、長く続けられる民泊への第一歩です。そして、昨今のトラブル増加の影響で、今後さらに規制が厳しくなる可能性も十分にあります。だからこそ、「利益」だけでなく「信頼」も育てる民泊を目指してほしいと願っています。まとめメディアの報道だけを見て「民泊は危ない」と思うのではなく、正しい運営を知ることが何より重要です。もし「これから始めたいけれど、何から準備したらいいのか」「地域との関係性が不安」という方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。京都で長年、宿泊施設の運営やサポートを行ってきた経験から、安心して続けられる民泊の形をご提案できます。
0
カバー画像

【民泊リアル#2】民泊トラブルから学ぶ、失敗しない開業の条件

昨今、大阪で特に増えているのが「特区民泊」のトラブルです。「国家戦略特区」を利用して、規制を緩めた条件で運営できる民泊ですが、これが必ずしも成功に直結しているわけではありません。トラブルの背景大阪は訪日観光客が多く、インバウンド需要を見込んで一気に物件が増えました。しかし実際には――・運営者トラブル発生時に対応しない・対応が遅い・短期で稼ごうとするオーナーが増え、地域との関係性を築けない・外国人ゲストがルールを知らず、近隣トラブルにつながるこうした理由から、トラブル物件=地域全体の迷惑施設というイメージがついてしまっています。特区民泊だからこそ気をつけたいこと制度上、通常の旅館業よりも開業のハードルは下がります。だからこそ「誰でも簡単にできる」と勘違いされやすいのです。ですが、実際に続けられる宿になるためには:・近隣住民への説明と理解を得ること・トラブル時のサポート体制を整えること・清掃・管理を外注に丸投げしすぎないことこの3つが欠かせません。成功している宿の共通点大阪の特区民泊でも成功している宿はあります。それらに共通しているのは、「短期的な利益」よりも「地域との信頼関係」を優先していることです。信頼を得た宿は、近隣からの協力も得やすく、クレームも減り、長く安定した運営ができます。まとめ特区民泊は「規制が緩い=簡単に儲かる」というわけではありません。むしろ、地域に理解されないまま始めると、トラブルによって早期撤退を余儀なくされることも。開業前に“地域とどう共存するか”を考えることが、失敗しない最大の条件です。次回は、「“儲かる”だけで始めると危険。民泊運営に必要な視点とは」
0
カバー画像

【民泊リアル#6】宿泊客が物を壊す?持ち帰る?その実態と対策

相談を受けていると、よく聞かれる質問があります。「ゲストに物を壊されたり、持って帰られたりしませんか?」結論から言うと、私の経験上、実際にはそう多くはありません。ただし、ゼロではないので、事前に対策をしておくことが大切です。対策① レベルの低いゲストを呼ばない何度もこのブログでお伝えしていますが、価格を下げるとゲストの質も下がります。海外ゲストか日本人かは関係なく、安さだけで選ばれるとトラブルが起きやすくなります。まずは自分の宿が「価格勝負」になっていないか、チェックしてみてください。対策② ゲストが触れる物は「壊されても仕方ない」と思うゲストと私たちの常識は違います。触られる、壊される、持ち帰られる――これは起こりうることです。それが嫌なら、最初から鍵付き収納にしまっておくこと。置く物は「触られても大丈夫」なものだけにしておく方が安心です。結論もうお気付きかと思いますが、持って帰られる・壊される問題は提供者次第。いろんなお客様が来られるからこそ、こちらがどう対策をするかが重要です。よくある質問:「トイレットペーパー等はどうする?」「消耗品はどこまで置いておけばいいですか?」という質問もよくいただきます。このテーマについては、次回の記事で “消耗品のストック管理” を詳しく書きたいと思います。まとめ・ゲストの質は価格設定で決まる・触られて困る物は最初から置かない/鍵付き収納へ・運営側の心構え次第でトラブルは最小限に「備品トラブルが心配で開業に踏み切れない」という方も多いですが、実際は大きな問題になるケースは多くありません。正しい価格帯と準備をしておけば、安心して運営できます。
0
12 件中 1 - 12