動画編集は0円でも出来る?|第8回-「移動」を使いこなせば出来ることが増える! AviUtl編

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どうも、Luxです。今回は実際に自分が依頼を受けた際に、これはすごい良かったなと感じた効果について紹介しようと思います。

あの動画カッコいいけど自分じゃ再現できない…
なんて諦めてはいないでしょうか。

工夫次第で簡単な操作でもカッコいい動画に仕上がるのが動画編集の面白いところです。

特に今回はAviUtlでの「パラメータの移動」についてフォーカスしていきます。

最近の記事

YouTubeに簡単なトランジションについての動画もアップしました

パラメータの移動って?

オブジェクトの位置を移動させる場合には、そのまんま「移動」だから分かりやすいですが、AviUtlでは基本的に「拡大・縮小」などについても「移動」と表現されます。

どういうことかというと、「サイズの数値」を「移動」させると「拡大・縮小」させるということです。分かりづらいので画像を用意しました。

aviutl_move.png

「移動」を選択した状態で左右の数値を変更することで
「左の数値」から「右の数値」へと数値が移動します。

サイズ100からサイズ1000への移動
つまり、サイズが900大きくなるということです。

aviutl_move2.png

これを覚えておかないとAviUtlで動画を作る上で結構苦労すると思いますので、ぜひマスターしておきましょう。

中間点をマスターすべし

「中間点を追加」
こちらをまずマスターしましょう。

タイムライン上のオブジェクトに右クリック、「中間点を追加」
そうするとオブジェクトに破線と▽が追加されると思います。

そこが「中間点」となっています。

「中間点」の前後でそれぞれパラメータを設定することが出来るようになります。よって、オブジェクトを分割することなく、数値の移動を細かく分けることが可能になります。

aviutl_move3.png

上の画像は
円が拡大したあとに元の大きさに戻る、という設定です。

今回の本題

結局こんな説明をしておいて、本題は座標位置の移動についてです。どんな移動かと言うと、「曲線を描く移動」をやってみましょう。

これは結構応用が効くので、絶対に覚えておきたい内容の一つとなっています。

3つの移動を作ってみましょう。

1つ目の移動

中間点を使って「X・Y座標」を「直線移動」してください。
「直線」という名の通り、三角形に移動します。

aviutl_move4.png


2つ目の移動
こちらでは1つ目とパラメータを同じまま「曲線移動」を使用しましょう。
弓なりに移動します。

このくらいの移動ならいいんですが、「曲線移動」には欠点もあります。
複雑な移動をさせようとすると、すぐに挙動が制御しにくくなってしまう事です。

3つ目の移動
「移動」ではあるんですが、「座標の移動」ではありません。
「アニメーション効果」を活用して、座標を使わずに同じような挙動を作ってみましょう。

「アニメーション効果」の「円形配置」です。

aviutl_move5.png

手順としては
・「アニメーション効果」を追加
・「円形配置」を選択
・「設定」→「数」を”1”に変更
・回転の数値を「直線移動」
・半径を設定

まとめ

パラメータの移動をマスターするとAviUtlで出来ることが大きく広がります。困った時は何かしらの「移動」を試してみるといいでしょう。

「透明度」の「移動」で簡易なトランジションにしたり、
「縦横比」の「移動」でちょっと動きを付けたり…
アイデア次第で多くのことが出来るようになるはずです。

動画編集は難しそうだと感じても、少し調べれば思ったより簡単に出来ることが多いです。

副業としてやっていきたい方は特に案件の応募についてです。

「この案件難しそうだから応募やめておこう」ではなく、
考えて、調べて、試して、それでも無理そうなら止めておきましょう。

結果的に案件を受けられなかったとしても、その試行錯誤は絶対に無駄にはなりません。

以前、とある案件でこんな動きが出来ないかなといろいろ試していて、結局その案件では使わなかったんですが、別の案件でドンピシャにハマったことがありました。

動画を見たり、案件の募集を見たりして、それを自分が再現するにはどういった編集をすればいいのか考えること。

スキルを向上させる上でとても重要なので、覚えておきましょう。






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