【受験哲学】1点でも多くむしり取れ

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次のような問題があったとします。

「ビュレットを共洗いする理由を述べよ」

正解は「溶液の濃度が変わってしまうといけないから」などですが

この正解が分からなかったとしましょう。そこでどう答えるか。白紙解答なんてダメですよ。

「共洗いしないと正しい実験結果が得られないから」

題意は、どうして共洗いしないと正しい結果が得られないのか、を問うているのですから、この解答は同義反復で意味がありません。

しかし、間違えてはいない。日本語としては。

採点者としては悩むところで、もしかしたら1点くらいくれるかもしれません。

ハッキリ言ってくだらないことです。

しかし、この手の解答で1点差がついて、それが合否を分けたとしたらどうでしょう?笑っていられますか?

大学受験はゲームのようなものです。1点でも多くむしりとらないといけません。

「ソーダ石灰管より塩化カルシウム管を前に設置するのはなぜか」

の答えが分からないのなら

「ソーダ石灰管を前に設置すると正しい実験結果が得られないから」

と答えます。

1点ももらえないかもしれません。しかし、このほんの少しの可能性にもかける執念が大事です。

1点でもむしり取るつもりで受験してください。

こんなこと教えてるのオレだけやな( ̄▽ ̄)

学習参考書執筆者・プロ家庭教師が高校物理・化学を教えます。
あなたの質問に、優しく丁寧に何度でも納得いくまでお答えします。

生徒の合格実績
東京大学理Ⅲ
大阪市立大学医学部
近畿大学医学部
近畿大学薬学部など

学習参考書『高校物理発想法』出版
その他、Kindle書籍多数出版



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