壁紙張替 下地調整、下地処理って何?~壁紙張替リフォーム基礎知識~

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昔、下地調整を体験させてもらいましたが、あれめっちゃ難しいです!

動画などでも見れますが、うまくこねくり回して、簡単そうに壁をなだらかにしてますが、マジで難しいです・・。




どーも、Ponchaです('ω')




リフォームの中でも、手軽かつ安価に行える壁紙張替リフォーム。

壁紙張替リフォームを行う上で、下地調整、下地処理という項目が見積もりに含まれていることがあります。




この下地処理や下地調整という言葉、

壁紙のリフォームを行ったことがある方は、一度は聞いたことがあるかもしれません。

そもそもこの下地調整や下地処理というのは、いったいどういう作業なのか?




ということで今回は、

壁紙・クロス張替リフォーム 下地調整、下地処理とは?

というテーマでお話ししたいと思います!




壁紙張替を行う上で、下地調整、下地処理は大変重要な作業工程です。

どういった作業なのか、費用は掛かるのか?

その辺についてお話をさせていただければと思います!


近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

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壁紙、クロス張替リフォームとは


まずざっくり壁紙張替のリフォームとは何か?

皆さんなんとなくイメージできますよね?

現在貼られている壁や天井の壁紙(クロス)を張り替えるリフォームです。




壁紙=クロス

という認識で大丈夫です!

ちなみに、壁紙を英語に直すとクロスではなく、wallpaperです!




また、壁紙とはなんなのか?

布・紙やビニル(合成樹脂)でできたシートのことです。

昔は本当にただの紙でしたが、現在は消防法の関係上から、メーカーが出している壁紙は、燃えにくい仕様のものがほとんどです。

壁紙張替リフォームの流れ


壁紙張替リフォームの流れについて簡単にご説明したいと思います!




①既存の壁紙をはがす

②うまく剥がせなかったところを、カッターやスクレーパーなどで綺麗にする

③凹凸箇所に、パテと呼ばれる粘土材で平らにする

④壁、天井が波打たないように、パテややすりで綺麗にならす

⑤新しい壁紙を貼る

⑥各所の取り合い部分をコークボンドで隙間をなくす




これが一連の流れとなります!




壁紙の張替って張り替える作業が一番時間がかかる!

と思いますが、実は壁紙を張り替える作業自体は、意外と早いんです。

どちらかというと、

・うまく剥がしきれなかった箇所をカッターやスクレーパーではがしたり

・凹凸部分を埋めたり、滑らかにするパテ処理

の方が時間がかかります。




今回の本題である下地調整や下地処理にあたるのが

③凹凸箇所に、パテと呼ばれる粘土材で平らにする

④壁、天井が波打たないように、パテややすりで綺麗にならす

の部分です!




壁紙を貼るうえで、上記の下地処理の作業は非常に重要です!

この作業を適当に行うと、仕上がった壁が

・波打っている

・凹凸が見える

といったクレームにつながります。

壁紙張替で重要な工程を担っている、下地調整、下地処理について深堀していきたいと思います!

壁紙張替における下地調整、下地処理とは?


今回のメインテーマである、壁紙張替における下地調整、下地処理についてお話ししたいと思います!




下地調整、下地処理は先ほどお話ししたように、

新しい壁紙を貼る前に、

・凹凸をなくす

・壁の下地をなだらかにする

という作業になります。




そのために必要となるのが、パテと呼ばれる粘土状の材料です。

このパテを使い、穴を埋めたり壁の不陸をできる限り解消します。

パテによる下地処理は完璧に不陸調整できない!?


壁紙を貼るうえで、パテにて下地の不陸を調整します!

しかし、覚えておいていただきたいのが、内装屋さんが行う下地処理は、必ずしも完璧に不陸が直るものではない!

ということ!




これはどういうことかというと、

小さな穴やへこんでいる部分に関しては、パテ材にてある程度調整はできます。

しかし、壁自体が出っ張っている場合や極端に波打ってしまっている壁の場合、

パテにて下地調整できる限度を超えてしまっています。




内装屋さんが行う下地調整というのは、あくまで、下地を調整するレベルであって下地を直す作業ではないということです。

では下地があまりに悪い場合はどうすればよいか?

これについては最後の方でご説明したいと思います!

建物やお部屋によって異なる下地の良し悪し


壁紙張替のリフォームで一番厄介なのが、下地の良し悪しは建物、お部屋によって全然異なる!

ということです!




下地の良し悪しというのは、既存の壁紙を剝がした時に初めてわかるものです。

そのため、見積もり段階や現地確認段階では正直わからないんですね・・。




壁紙というのは、ボードやベニヤに貼ることもあれば、躯体であるコンクリートに貼ることもあります。

そのため、下地の良し悪しというのは、建築した当時の施工精度がかなり重要となってきます。




それだけではありません。

たとえ、施工精度が高くても、既存の壁紙と下地の壁の接着が悪いと、壁紙が全然綺麗にはがれず、既存の壁紙の撤去作業だけで一日費やしてしまうこともあります。




余談なんですが、たまに壁紙がはがれてきてしまったところを、瞬間接着剤などで貼ってしまう方がいますが、正直おススメしません。

張り替える際に、接着剤が下地や壁紙に接着しすぎて、工具で削らないと取れない!

という事態になってしまうからです。

下地調整や下地処理の費用っていくらぐらい!?


実際、下地調整や下地処理の費用っていくらぐらいなのでしょうか?

この辺はリフォーム会社さんによって本当に大きく異なります。

というのも、リフォーム会社さんによって下地調整、下地処理の費用を見積もりに入れている場合と、入れていない場合があるからです!

昔は、

・既存壁紙撤去

・下地処理

・新規壁紙張替

上記一式をまとめて○○円/m、○○円/㎡

ということが多かったです。

ただ、あまりに下地が悪く、下地処理の費用をもらわないと割に合わない場合については、追加費用が発生する

という見積もりになっていました。




しかし、材料や職人さん単価が上がったこと、下地処理の作業が重要かつ責任問題に発展することから、

最近では、下地処理や下地調整費を最初から見積もりに入れていることが多いですね。

価格としては、

100円~400円/㎡

ぐらいですが、会社さんによっては、1部屋、数千円というパターンもあります。

下地処理の価格って曖昧かつ、下地の状況は見てみないとわからない

というのもあり不明確なことが多いです。




だからといって、下地処理費を上げ過ぎると、全体の見積もりが高く見えてしまうので、

・下地処理費 100円~400円/㎡

ぐらいを記載しておき、備考で下地があまりに悪いと追加工事が発生する場合があります。

という記載をしている見積書が多くなりましたね。

あまりに下地が悪い場合はどうする?

リフォームの場合は、既存の壁や天井を再利用します。

そのため、ふたを開けたら下地がものすごい悪かった!

なんてことは日常茶飯事です。




では、あまりに下地が悪い場合はどのように対応した方が良いのでしょうか?

・コンクリートの下地が悪い

・造作した壁の下地悪い

上記の場合で対応が若干異なります!

・コンクリートの下地が悪い


コンクリートの下地が悪い場合、これについてはやり替えようがないため、

・壁一面にパテ材を塗ってなだらかにする(総パテ)

・新規で壁を組む

という方法になります。

壁紙以外で大工さんが作業に入るのであれば、新規で壁を造作する方法ができますが、費用がグンと上がります。

その代わり、下地の不陸はほぼ解消されます。




しかし

・壁紙の張替しか行わない場合

・新規で壁を造作する費用は抑えたい

となると、内装屋さんによる総パテにて対応することになります。

総パテとは、壁一面にパテ材を塗って、壁の不陸を円滑にすることです。

総パテであれば、壁を作るよりは安価ですが、職人さんの腕によってばらつきがあります。

日数や作業コストもかかってくるので、事前に相談したうえで決定した方が良いです。

・造作した壁の下地悪い


造作した間仕切り壁などの、下地が悪い場合は、やり替えてしまった方が良い場合が多いです。




壁紙の張替のみの作業であれば、総パテなどで対応するしかないかと思いますが、

大工さんが別の工事で入るのあれば、下地が悪い箇所のみを張り替えてもらう方が、結果安く済むことがあります。

状況に応じて、どのように対応すべきかリフォーム会社さんと打ち合わせはした方がいいですね!

まとめ


いかがでしょうか。

今回は、壁紙・クロス張替リフォーム 下地調整、下地処理とは?

というテーマでお話しさせていただきました。




壁紙の張替を行う上で、下地調整や下地処理は大変重要な工程です!

下地調整、下地処理が甘く、結果トラブルになったケースをたくさん見てきました!

見えない部分ではある為、見積書に記載されておらず、急に追加工事として請求される場合もあります。

見積書に記載がない場合は、追加で請求されてしまう場合があるのか等事前に確認するようにしましょう!





近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

本当に正しい内容・情報なのかをしっかり判断する必要があります。

リフォームや新築・不動産など、住宅に関わったプロの第三者の目で、初歩的な内容から専門的な内容までご相談のっております。

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