独自ドメインのメールを使っていて、相手のGmailに届かない。
送信はできているはずなのに、迷惑メールに入ってしまう。
そんな時に確認したい項目のひとつが、DKIM設定です。
DKIMは、メールに見えない電子署名を付けて、「このメールは、たしかにこのドメインから送られたものです」と示す仕組みです。
難しく聞こえますが、ざっくり言うとメールのデジタルのハンコのようなものです。
Gmailなどの受信側は、届いたメールを見て「送信元は信頼できるか」「途中で不自然な変更がされていないか」を確認します。
その判断材料として、SPF、DKIM、DMARCなどのメール認証が使われます。
DKIMが未設定だったり、DNSの登録内容が間違っていたりすると、それだけで必ず届かなくなるわけではありません。
ですが、他の条件と重なった時に、迷惑メール扱いになったり、受信側で拒否されやすくなったりすることがあります。
まず自分で確認するなら、次の3つを見てみてください。
・使っているメールサービスでDKIMが有効になっているか
・DNSにDKIM用のTXTレコードやCNAMEレコードが正しく入っているか
・SPFやDMARCもあわせて設定されているか
特に、Google Workspace、Microsoft 365、レンタルサーバー、メール配信サービスなどを組み合わせている場合は注意が必要です。
メールを送っている場所が複数あるのに、DNS側の設定が一部だけになっていると、「このメールは本当にこのドメインから送られたのか」が受信側で判断しにくくなることがあります。
また、DKIMだけを直せばすべて解決するとは限りません。
Gmailに届かない原因は、SPF、DKIM、DMARC、送信サーバー、DNS、メール本文、送信頻度、過去の迷惑メール判定など、複数の要素が関係します。
そのため、DKIM設定を触る前に、今の送信元とDNS設定を整理してから確認するのがおすすめです。
例えば、ホームページのお問い合わせフォーム、ECサイトの通知メール、Google Workspace、レンタルサーバーのメールなど、どこから送っているメールなのかによって見る場所が変わります。
「Gmailに届かない」「迷惑メールに入る」「SPFやDKIMを設定したつもりだけど合っているか不安」という場合は、無理にDNSを変更する前に、現在の状態を確認してから進めると安心です。
独自ドメインメールの送受信トラブルについて、SPF、DKIM、DMARC、DNSまわりをまとめて確認し、原因の切り分けをお手伝いしています。
どこから見ればよいか分からない場合も、状況整理からご相談ください!