コーチング・メンタリング・カウンセリング

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。ライフ・キャリアコンサルタントShizuです。
就職・転職のサポートが専門ですが、その業務においてメンターやコーチングも少なからず実施しています。
この違いを間違えてしまうと、思っていた結果を受け取り損ねてしまいますので注意が必要です。
会社によってはメンター制度を導入しているところもあります。メンター制度とは、精神的な仕事の悩み・人間関係・キャリア形成のサポートをメインとしています。(仕事のサポートをするのは、エルダー制度)
コーチングは、目標達成のために必要となる能力や行動をコミュニケーションによって引き出す能力開発法です。
場合によっては両方が機能しているケースもあります。
ここでポイントとなるのは、メンター制度の場合、メンティー(メンタリングを受ける側の人)がメンターに対して主体的に困っていることを語る必要がある、ということです。また、メンターからのアドバイスを受けてどのように行動するかを決める必要があります。言われた通りにするのが良い、というものでもありません。メンティーの精神面での成長を促すやり取りやだけでなく、メンティーの目標設定から達成までの支援も含まれているケースがあり、その点だけにフォーカスするとコーチングだけになってしまうケースもあります。
 メンター制度は長期化しがちです。それは、人のメンタル面での成長はそう簡単に起きるものではないからです。時に、受け止めがたい何かを成長のために手渡されることもあります。
 また、メンタル面のみのサポートは、メンターではなくカウンセラーになります。カウンセラーは簡単に言うと、”マイナスにある人をゼロに戻す”ことが役割です。ゼロに戻った方の目標達成を支援するのが、コーチ。

 メンターは精神論や哲学論・心理学的な話での精神面の成長だけを担っているわけではなく、様々な側面がありますので短期的に結果を求めることが非常に厳しいです。
 常的な行動面でどうするかという具体的アクションをメンティーが行いながら、必要な時に利用されると効果的なのではないかと思います。
目的に合った相談ができているか、確認してみてくださいね。

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