『ゆるい中学受験』を本当に緩くできる子の条件 だったら、国立や都立でもいいのでは?

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ブログを読んでいただいている方から
最近同じ質問をされるので、一度じっくりと考えてみました。

『ゆるい中学受験』に向いている子を凄くざっくりと言いますと、

①学校のテストは毎回ほぼ100点

②ある程度、頭の回転が速い

③受け答えがしっかりして、大人との会話が成り立つ

④算数の特殊算の説明を初めて聞いてもある程度理解できて、使いこなせる

こういった条件が整えば、
6年生から中学受験の勉強を始めても四谷大塚偏差値50〜54の学校には
合格する可能性は十分にあります。

ただ、
皆さんお気付きだと思いますが、
もっと早く受験勉強を始めていたら
もっと上の学校に行けるような子です。

そう考えると、
皆さんが思っている以上に
こういった子は少ないと思います。
中学受験の勉強を我が子が始めるまでは、
このぐらいの偏差値帯には簡単に行ける、
うちの子なら大丈夫でしょ、
と楽観視している方が多いです。

実際にはかなり一生懸命勉強しないと、
このレベルには行けない子が多いんです。
そのくらいレベルが高いです。
(簡単に偏差値60以上に行ける子は、今回の話から除いています。)

大学受験で真面目に勉強したら
早稲田、慶應に合格するような子が、
この偏差値帯にはゴロゴロいます。

偏差値35くらいの学校の算数の問題を、ご覧になったことありますか?
もちろん難易度は違いますが、
しっかりと特殊算が出ていて、
それなりに勉強しないと
解けない問題なんです。
(計算問題がたくさん出るので、
それを確実に取れば合格はできます。)

現実はそこまで緩くないんです。
『ゆるい中学受験』ができる子であれば、
私は国立や都立を狙わせると思います。

こういった子は学校の成績も良いので、
とてもお勧めなんです。

特に国立は基本問題が多いので、
6年からでも間に合う可能性は高いです。

このような子たちは思考力問題にも
対応できると思います。

学芸大や学芸国際はお勧めです。
基本問題をベースに勉強して、
あとは思考力問題に対応する勉強をして、
それでダメだった時は
潔く高校受験に切り替えるという選択も
とても合理的な選択だと思います。

いろいろな選択肢がありますので、
状況に応じて選んであげてくださいね。

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