フライングスター風水について(その2)

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占い
 占術には『命』『卜』『相』がありそれぞれ役割が異なります。『命』は運命、『卜』は決断のタイミング、『相』はバランス・守りのようなものです。地相家相は『相』にあたり、いわば守りの環境学と言えます。守りが固い城も陥落することがあります。『相』よりも強い『命』の時は『相』だけでは人生を開くことはできません。また、古くからの言い伝えが工学的評価を得て、技術基準、やがては法令の規制にまで評価されたものが多々あります。シックハウスの24時間換気、採光、構造の吹き抜け等。よって、今でも科学的エビデンスを得ていない事柄でもゆくゆくは評価される可能背があるかもしれない。風水の教えを守るという事はそういう事になります。よって、家相なのどの『相』で金運が向上するのではなく、全体のバランス、対人関係、仕事でお金を稼ぐ、そして、家に帰ってその日の悪運を落とす。生きるためのバックグラウンドの整備になります。個々から運命と戦って道を切り開くのはご自身の努力になります。 
 西に黄色置いて黙っていれば大儲けという事ではないという事を勘違いしている方が多くいる現実は私たちの啓蒙不足だと言えます。
 さて、フライングスターですが、これは欧米的思想で主に都市計画をする際の風水。通常の流派と違う点は、時間軸がある点です。広告宣伝のおかげで『即効性』などと扇動されていますが、本質的には陰陽五行説のバランスを取るということに変わりはありません。日本に伝わる際に規模感が都市から住宅へと変化したようです。ですので、『世界地図』でハイキングに行くようなちぐはぐなことが起こっています。私の流派はもっと『陰陽(五行)体質』を知り、そのバランスを取るというもっとヒューマンスケールに合わせた流派になります。ですので、フライングスター風水(私は採用しませんが)の擁護をすれば『使う場所が違う』という事ではないでしょうか?
 繰り返しになりますが、風水は魔法ではない漢方と同じ陰陽五行説を起源とした「地道な改善」になります。

※私はフライングスター風水は使いませんのであしからず。
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