4月になりました。
とてもあたたかい日もあり、季節はずれの花が咲いたりしています。
思うには、春と秋がとても短くなってきていますね。
雨が降ったあとはなんとなく初夏を感じるくらいの気温の高さだったりします。
そういうことから考えると、残念ながらもう春夏の草花を考えるのは遅いかもしれません。
実際、夏の草花苗で人気のものをネット販売などでさがしてみましたが、売り切れ続出です。
そう、いまは園芸、ガーデニング熱がすごいです!
ガーデンデザイン、衝撃の事実!
ほんとうに欲しい草花の苗があるなら半年以上前から予約をされています。
早い方は1年以上前から予約をされています。
えっ、1年以上前から??
そう思われると思いますが、ほんとうにこの数年、みなさん動きが早いです。
わたしが園芸店にいた25年前とはまったくペースが違います。
いまからでも春夏のガーデンデザイン、もちろんできます。
できますが、珍しい草花苗は手に入りにくいのでよく売られているポピュラーな草花でお庭を作ることになります。
珍しい草花苗でお庭を作りたい。。
そう思われてももう売り切れている状態です。
例えば、バラです。
いまはほんとうにいろんな品種があり、人気のあるバラ苗が欲しいとしたら、今、4月から秋冬苗を予約することになります。
コロナ自粛もあり、園芸、ガーデニングを趣味にされる方が増えたのも園芸熱が高まる一因だと思います。
もしいま欲しい苗が手に入らなかった場合、その先の季節を考える、計画的にガーデニングしないといけない状態になっています。
ヒートアップするガーデニング熱
この事象が良いか悪いか、どちらとも言えませんが、なんとなくガーデニング格差というものができつつある気がします。
ほしいひとにほしいものが手に入らない。。
ちょっと納得がいかない状態ではあります。
ガーデニングのサイクルが短くなってきたことは人生の短さにもつながってきそうで。。
マニアックに珍しい草花を求めなくてもいま目の前にある草花を愛でて暮らしてもよいのではないか。
人間が騒いでいる一方、自分で植えたりしなくても山や野に咲く花は毎年のようにきちんと咲いてくれています。