狐のお面と不思議な物語――怖くはないけれど妙に印象に残る話

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コラム
こんにちは!マルです。
「怖い話」といっても人や霊的な恐怖ではなく、不思議で印象に残るエピソードをシェアします。これは私が20代の頃に実際に体験したお話です。

個性的な占い師との出会い

昔、占い師やヒーラーとして活動していた一人の女性がいました。彼女の霊視メニューは非常に人気で、当時(約20年前)は1回5万円以上という高額にも関わらず、多くの人が依頼していました。彼女は守護霊やハイヤーセルフの様子を独特の物語にして伝えることで知られていました。

ただ、私はお金を払ってその霊視を受けたわけではありません。実は、彼女から占いを依頼された際、そのお礼として霊視をしてくれたのです。

彼女が語る内容は、いわゆる「霊視」とは少し違い、ファンタジーのような独特の世界観を持っていました。例えばこんな話です:

「あなたのおじいさんがスイカを食べて、種をぷーっと吹きながら、その種で未来の絵を描いているんです。」

思わず「何それ!」と笑ってしまうような内容で、正直なところ「役立つアドバイス」や「的中する予言」ではありませんでしたが、その話を聞く時間はとてもユニークで印象的でした。

脳裏に浮かんだ狐のお面

ある日、彼女と話している最中、不意に私の脳裏に不思議な光景が浮かびました。それは、暗闇の中、燃え盛るたいまつに照らされて、狐のお面をかぶり、着物のような服を着て踊る彼女の姿でした。まるで何かの儀式をしているかのような、妙にリアルなイメージでした。

その時、「もしかしてこの人、狐につかれているのでは?」という考えが頭をよぎりました。もちろんそれが真実かどうかは分かりませんが、なんとなく気になり、その後は彼女と少し距離を置くようになりました。

別の占い師からのDM

そんなある日、別の占い師の方から突然DMが届きました。その内容はこうでした:

「彼女のことなんだけど、狐につかれているんじゃないかなと思うのよ。あなたはどう思う?」

私が脳裏に感じていたことと全く同じ内容が他の人から伝えられたことで、少し背筋がゾッとしました。私の中で「狐のお面の光景」とその占い師の言葉が重なり、不思議な感覚に包まれました。

不思議な物語と狐のつながり?

狐といえば、日本では神聖な存在として崇められる一方、人を惑わせたり奇妙な行動を取らせる存在としても知られています。彼女の語る「スイカの種で未来を描くおじいさん」のような独特の物語も、どこか現実離れしていて、狐的な世界観を感じさせるものでした。

彼女が本当に狐につかれていたのかは分かりません。ただ、彼女の語る物語や雰囲気には、現実と非現実の境界を曖昧にするような、特別なエネルギーがあったのは確かです。

不思議な怖さ

この話は「怖い話」というより、不思議で印象に残る体験でした。現実と非現実が交錯するような体験は、私たちの常識では測れない何かを教えてくれるのかもしれません。

最後に

皆さんも、こうした不思議な体験をしたことがありますか?
怖いわけではないけれど、妙に印象に残る話があれば、ぜひコメントやDMで教えてくださいね。どんな話でも聞くのを楽しみにしています!
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