#2 初めての「ありがとう」。電話越しに涙ぐんだ日のこと。

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コラム

サービスを出品してから、ずっと“その瞬間”を待っていました。

誰かからのメッセージ。
「相談してみたいです」っていう、たった一言の連絡。

スマホの通知が鳴ったとき、手が震えてうまく操作できなかった。
本当に来たんだ。嘘みたいだった。

でも、それ以上に心の中は不安だらけで。

「ちゃんと話せるかな…」
「ガッカリされないかな…」
「“なんだこの人”って思われたらどうしよう」

実際のやりとりは、今思い出しても少し緊張が蘇るくらい、ぎこちない部分もあったと思います。
でも、相手の方が本当にあたたかくて。
ポツリポツリと、自分の気持ちを話してくれて。

私はただ、うなずいて、耳を傾けて、
「それはつらかったですね」って気持ちを受け止めることしかできなかったけれど…

最後の最後にこう言われたんです。

「こんなに話をちゃんと聞いてもらえたの、久しぶりでした。
ほんとに…話せてスッキリしました!ありがとう

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥がグッと熱くなって。
電話越しに涙をこらえるのに必死でした。

「ありがとう」って、こんなに人の心を動かす言葉だったんだって思った。
「誰かの役に立てた」って、
こんなにあたたかい感覚なんだって、初めて実感しました。


そこから、私の中で少しずつ何かが変わっていきました。

“売れたい”じゃなくて、“届けたい
“選ばれたい”じゃなくて、“寄り添いたい

それまで巷には「売れる方法」が溢れていて
そういう情報ばっかりに目がいきがちたけど、

本当に大切なのは、目の前のたった一人の気持ちに寄り添うこと
なんだって、教えてもらった気がします。



たった一回のご相談が、僕にとっては大きな転機でした。

ありがたいことに、リピートしてくださるかたもいらっしゃいます。
ほんとに本当にありがとうございます。

僕なりにやってきた工夫や、
小さな積み重ねについて書いてみようと思います。

このブログが、今ココナラをがんばっている誰かの支えになりますように。







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