梅雨の時期 エアコン取付け工事について

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梅雨の時期はいつ雨が降るかわからないタイミングがよくあります。

よくお客様から相談される事としては
「雨降りでも工事できるの?」
「暑くて我慢できないので雨でもいいから取り付けて欲しい!」

結論から言うと「雨の降り方と場所次第」です。

【雨降り工事のデメリット】

梅雨は特に雨が降る事が多く、湿気が多くなって過ごしにくい事が本当に多いです。1日でも早くエアコンを取り付けて欲しいという要望は多くあり、夏の時期は本当にバタバタする事が多いです。
ただし、雨降りの工事はリスクを伴う事もある為、細心の注意を払いながら作業が必要になります。

1.機械本体に関するリスク(冷媒)
冷媒の配管の接続部分に雨水が入ってしまうと故障の原因になります。
冷媒の配管(銅パイプ)の中にはエアコンのガスが通ります。
ガスは非常に冷たく、水分に触れると凍ってしまい、凍った所からガスが循環できず、コンプレッサーが故障する可能性があります。

2.機械本体に関するリスク(電気回路部分)
電源の接続部分も同様に濡れてしまうとショート等のリスクになります。
エアコンの室内機、室外機共に電子基板が入っており、室内機と室外機を電線でつなぐ作業を行うのですが、その際に水に濡れてしまうとショートしやすくなる事もあります。
電気を使う機器は水に弱いので濡れたままで動作させると一瞬で壊れてしまいます。
※室外機の回路部分は防水加工してある所がほとんどですが、電気信号や電気を送る部分は取外しができるようになっている為、雨降りでも注意が必要になります。

3.取付場所のリスク
室外機や配管を取り回しする為に、屋根の上にのぼったり、ハシゴを利用するような工事の場合、雨天時はさらに危険を伴う為、その時の状況次第で工事ができない場合があります。どんなに注意を払っていても屋根の上から落ちてしまうと工事どころではなくなってしまいます。

4.お客様のお宅に対するリスク(汚れなど)
工事を行う作業員自身がエアコンを取り付ける場所にもよりますが、びしょぬれになってしまい、濡れたままの状態でお宅に出入りすると、お客様のお宅が濡れてしまい、汚れてしまいます。
養生マット等を敷いて作業は行っていますが、畳などにシミがついてしまうと大変です。

5.移動距離に対するリスク
エアコンや工事道具を載せた車両からご自宅まで、距離が離れている場合、 商品を運ぶだけでも雨にぬれてしまう為、遠い所は厳しいかもしれません。
玄関までのちょっとした階段程度なら大丈夫ですが、雨の降り方によってはその一瞬だけでのびしょぬれになってしまいます。


【こんな場所なら大丈夫かも】

・雨は降っているけど雨が入り込まない場所(軒先や屋根付きベランダ等)
・マンションや公団住宅は横殴りの雨じゃなければある程度は大丈夫です。
 但し、台風など強風の場合は危険を伴いますので控える事が多いです。



取付箇所や取付方法により一概には言えませんが、そのときの状況判断で
対応するのがほとんどになります。取付する業者さんに相談してみて下さい。



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