トイレの蓋を閉めると運気が上がる、は本当か

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「トイレの蓋は必ず閉めなさい」
風水や開運の話題になると、必ずといっていいほど登場するアドバイスです。雑誌やSNSでも繰り返し取り上げられているため、実践している方も多いのではないでしょうか。

でも、こう思ったことはありませんか。「なぜ蓋を閉めると運気が上がるのか、ちゃんと説明できる人がいない」と。

今回は、神主として家相・風水の鑑定を行っている私、幸忠が、この「トイレの蓋」問題を根拠からきちんとお話しします。

◇ 風水における「気」の流れとトイレ
風水では、家の中を「気」が流れていると考えます。良い気(生気)は人の運気を高め、悪い気(殺気・邪気)は運気を下げると見ます。

そしてトイレという場所は、風水において「排泄・排出の空間」です。汚れたものを流す場所であると同時に、水が常に流れ込んでいる場所でもあります。

風水の観点では、水は「財気(金運)」と深く結びついています。トイレの水が流れ続けるということは、財気が外へ流れ出ていくイメージとして捉えられます。蓋を開けたままにしておくと、その「流出」がより強調されると考えるわけです。

◇ 鬼門・裏鬼門との関係
家相の世界では、北東(鬼門)と南西(裏鬼門)の方位は特に気の出入りが激しい方角とされています。

この方位にトイレがある場合、気の乱れが起きやすいとされており、清潔に保つことと、蓋を閉めることが基本の対処法として伝えられてきました。


これは迷信ではなく、長い時間をかけて積み重ねられた生活の知恵です。トイレという場所をいかに「清浄な空間」に近づけるか、という発想から生まれたものです。

◇ では、蓋を閉めるだけで本当に運気は上がるのか
正直に申し上げます。
蓋を閉めるだけで劇的に運気が変わる、ということはありません。


ただし、蓋を閉める習慣は「気の流れを整える行為の一つ」として確かに意味があります。重要なのは、蓋を閉めることそのものではなく、それが「トイレを清潔に保とうとする意識」と一体になっているかどうかです。

汚れたトイレに蓋だけ閉めても意味はありません。逆に、毎日掃除が行き届き、清潔で明るいトイレであれば、蓋を開けていたとしても大きな問題にはなりません。

◇ 神主の立場から付け加えるなら
神道では、清浄(せいじょう)を非常に大切にします。穢れ(けがれ)を祓い、清らかな状態を保つことが、神様との縁を結ぶ基本とされています。

トイレを清潔に保つこと、蓋を閉めて「閉じた空間」として管理すること、これは神道の清浄の概念とも重なります。

「運気が上がる」という表現より、「邪気が入り込みにくい空間をつくる」と捉えていただくと、より本質に近いかもしれません。

◇ まとめ
トイレの蓋を閉めると運気が上がる、というのは完全な迷信ではありません。ただし、蓋を閉めること単体に魔法のような効果があるわけでもありません。

大切なのはこの三つです。
日々の掃除で清潔を保つこと。
蓋を閉め、気が乱れる要因を減らすこと。

トイレを「家の中の神聖な一角」として丁寧に扱うこと。
小さな習慣の積み重ねが、家全体の気の質を変えていきます。そしてその変化は、じわじわと日常の出来事に影響を与えていくものです。

もし「自分の家のトイレの方位が気になる」「家相全体を見てほしい」という方は、ぜひ幸忠の家相鑑定サービスをご覧ください。間取り図をもとに、あなたの家に合った具体的なアドバイスをお伝えします。

神主 幸忠

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