ゴール設定のお話を先日しましたが、今日は現状維持がどれだけ強いのか、というお話をさせていただきます。
人が現状維持を選ぶのは、自分が一番慣れ親しんでいる領域「コンフォートゾーン」といいますがここから抜け出せないからです。
逆に言うと、なりたい自分の目標を設定し、その状態をコンフォートゾーンとすれば自然とそちらへ誘導されるということです。
でも先日もお伝えしましたが現在のコンフォートゾーンを抜け出すのは、とても大変なことです。
だからこそゴール設定を遥か先、やれることではなく、やりたいことに置くことが重要なのです。
コンフォートゾーンの中で生きることを私たちはよしとしていますので、良いこと、悪いことに関わらず元に戻ろうとする力が働きます。
ここで宝くじの話をしたします。
アメリカの調査で宝くじに当たった人がその後どうなったかという追跡をしたものがあります。
結果は数年後にほぼ全ての人が当たった金額を失ってしまいました。
ほぼ全ての人です。
中には散財する人もいるでしょうが、真面目な人もいたはずです。しかし大金というのはそれだけの力があるので、お金の力に負けてしまったのです。
少しずつ使う金額は増え、何より守ろうとしても寄ってくる人が出てくる。結果、全て無くすどころか借金を背負ってしまう人もいたそうです。
このように普段の生活とは違うことが起きた時、良いことだろうが、悪いことだろうが元に戻ってしまうのです。
なのでコーチングでは、その慣れ親しんだ空間を「ゴールを設定した場所」に作るということを教えます。
つまり、やりたい自分、という、遥か先にゴールを設定して、そうなっていない自分に違和感を感じさせます。
こうなると普段は目に止まらなかったような情報が目に留まるようになります。
というのも脳は常にエネルギーを喰わないように、フィルターをかけています。
自分にとって、必要な情報だけを見るようになっています。これをRASと言います。
当然今の生活に必要な情報しか入ってきませんので、なかなか前に進まないのです。
そこをコンフォートゾーンずらすことによって入ってくる情報が変わります。
こうして設定したコンフォートゾーンに向かって体は動いていくのです。
これは努力なども含んで動かされるということです。
もし現状に不満があってなんとか変えたいと言うのであれば、ちょっと試してみてはいかがでしょうか。