人間誰に対してもそうですが、仲良くなりたいと思う人に対してやお近づきになりたいと思う方に対してはいきなりダイレクトに関係を深めようとはせずに日々の挨拶やすれ違う時の会釈、会話の時の頷きなどを大切にしましょう。
日々の小さな好印象の蓄積が、いつしか特別な思いに繋がるものです。
どうしても自分が好意を寄せる相手に対しては気持ちが急いてしまい、早く結果を出したい気持ちになってしまうのは誰もが同じことでしょう。
しかし焦ってしまっては良いコミュニケーションを図ることもできなければ、相手のことを考えない自分本位の会話や態度になってしまい印象も最悪になってしまいます。
せっかく少しずつ心を開いて仲良くなっていける道があるのにもかかわらず、一日も早く親しい仲になりたい想いが強く出てしまって逆に相手を困らせてしまいがちです。
あなたも相手を困らせたくて一生懸命になっていることでもないでしょう。
ただ自分本位のコミュニケーションは本人ばかりではなく、相手も疲れさせてしまうということを知る必要があります。
お互いに同じ思いならば良いのですが男性の中には話すことが好きなようで好きではなく、興味のないことには全く興味を示さない方もいます。
そのような方に自分本位の話をしてしまっては尚更悪循環になり、ご縁も遠のいてしまいます。
あなた本来の魅力を相手に伝えるためにはどうしたら良いのかといいますと
まずは落ち着きましょう。
そして急ぐ気持ちを抑えて今はお相手との時間を有意義な時間にするために自分よりもお相手に話をする機会を与えてあげるようにしましょう。
自分のことを知って欲しいと思うと悪気なく自分ばかりが話してしまい、
相手が求めていないことまで話してしまう傾向があります。
それでは折角あなたが話した内容も相手の心の中には届きませんし、
相手も聞いているようで聴いていないことがほとんどです。
それはとても悲しいですし、お話をするのであれば、やっぱり相手に自分と過ごす時間はとても楽しいものだ、また会いたい、と思って欲しいですよね。
相手の印象に色濃く残る為にもなるべく相手に話をさせる機会を与え、
こちらが望まずとも相手が自分のことについてペラペラと話をする状況を
作ることによって、相手の記憶に残る人物になることができますからね。
相手の記憶に残ろうとしないことです。
わざわざ相手の記憶に残ろうと意識をし過ぎて逆に残念な態度をとってしまう失敗を引き寄せてしまい兼ねません。
あなたの良さを引き立ててくれるものは「冷静さ」ですからね。
このことを頭の片隅に入れて置いて頂けましたら幸いです。