私には思い出すだけで、怖くて泣きそうになる過去がありました。
やっと歩くことが楽しくなってきた甥っ子の面倒を任されていました。
他にも自分の子供と姪っ子がいました。
実家の二階にいました。
みんなで下に降りようとした時、甥っ子が階段の一番上から落ちました。
嘔吐しすぐに救急車で運ばれました。
私の父親は私を責めました。
責められて当然だと思いました。
甥っ子が落ちていく様子がスローモーションのように今でも鮮明に思い出せます。
私のせいじゃないと言ってくれる人もいました。
だけど私は罪悪感でいっぱいでした。
怖くて、泣きそうで、罪悪感で何年経っても苦しくなる過去でした。
甥っ子が落ちる瞬間私は手を伸ばしましたが、誰かに体を引かれるようにその動きを止めました。
今思えば私は守られていたのだと思います。
あのまま手を伸ばしていたら、一緒に落ち、私は大怪我では済まなかったかもしれません。
幸い甥っ子も頭を打っただけで、出血も異常もありませんでした。
私も甥っ子も守られたのです。
甥っ子が落ちたという過去は変わりません。
だけど私も甥っ子も見えない力に守られていることを知る出来事だったのだと思えたことで、怖い過去が感謝の過去に変わりました。
責める人もいたけど、許してくれる人もいました。
許される喜びも感じられました。
過去、起きたことは変わりません。
でもどこに焦点を当てるかで感じ方はまるで違います。
私は焦点を変えることで、
罪悪感から泣いていた過去を
感謝で泣ける過去に変えることができました。
当時、離婚したばかりの私は未来に対してとても不安を感じていました。
『守られているから大丈夫』
そんなメッセージを受け取っていたのかもしれません。
繰り返し思い出す過去というのは、そういったメッセージが届けられている場合もあると思います。
同じように過去で苦しむ方の参考になれば幸いです。