遺品整理の集客サイトには何が求められる?

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「遺品整理士ライター」のエトウです。

昨年、遺品整理士資格を取得してから、ココナラでも専用商品を出品したこともあり、多くの遺品整理業の集客サイトに記事を納品してまいりました。

「現状、業務報告しかできていない」
「社員が記事を書いてみたのですが、なんだかしっくりこない」
「何が良い記事なのかわからない

このようなお悩みを抱えている遺品整理業の方が多いですが、既存記事を実際に拝見させていただいたり、どのような記事を希望されているのかお話をお伺いしたときに、多くの方が“明確なゴール”が定まっていませんでした。

そこで今回は、「遺品整理業の集客サイトには何が求められる?」をテーマに、どのように遺品整理業の集客サイトを育てていけばいいのかについて、私なりのアンサーをお話していきたいと思います。

遺品整理業の集客サイトは「ゴール」を決めてから作っていく

あくまでコンテンツ作りに限定してのアンサーですが、コンテンツ作りは「こうなりたい」「読んだユーザーにこうしてほしい」というゴールを決めてから作っていきます。

なぜなら、ゴールが決まっていれば、そのゴールに到達するためにはどうすればいいのか考えることができるからです。

【ゴール】ユーザー(ご遺族)が弊社に遺品整理を依頼していただきたい。
【到達方法1】依頼につながりやすいように、問い合わせ先(フォーム、LINE、電話番号など)をわかりやすく設置する。
【到達方法2】依頼につながるためには、たくさんの人にコンテンツを見てほしい。そのために検索結果上位に表示されるような特化コンテンツを作る。
【到達方法3】検索結果上位に表示されるためには、「質の高いコンテンツ」を作成する必要がある。

簡単に遺品整理業の集客サイトにおける、コンテンツの作り方の解説は上記のようになります。

さて、ここで【到達方法3】でお話しした「質の高いコンテンツ」とは何のこと?と思った方が多いと思います。

質の高いコンテンツとは、「Google検索セントラルブログ」の「質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス」にある23の項目を満たすことも大切ですが、私は「ユーザーが知りたい情報を正確に伝えられている記事」であることが1番大切だと考えています。

ユーザー(ご遺族)はどんな情報を知りたいのか

ユーザーが知りたい情報は、決めたキーワードから予想することができますが、キーワードだけに囚われずに、ユーザーが自分の疑問を自覚して検索していること(顕在ニーズ)だけではなく、ユーザー無意識に疑問を感じていること(潜在ニーズ)は何か予測することも大切です。

例えば、「遺品整理 いつから」というキーワードに決めて、コンテンツを作っていくとしましょう。

このキーワードで検索するユーザーは、どんな背景で、どんな情報を求めているのかを考えます。

<顕在ニーズ>自覚がある求めている情報
「父が亡くなったけど、遺品整理はいつから始めたら良いんだろう?」
「母が暮らしていたのは賃貸だけど、いつから始めるべき?」
「物が多すぎる遺品整理はいつから始めたらいいの?」 など

<潜在ニーズ>無自覚に求めている情報
(遺品整理にかかる日数は?業者に頼む場合の費用や依頼の流れや作業内容)
(賃貸契約や家賃がどうなるのか知りたい)
(物量が多い遺品整理の効率的な進め方、それに伴う費用) など

コンテンツを作る時に、顕在ニーズと潜在ニーズのコンテンツを分けて、「詳しくはこちら」と内部リンクでコンテンツ同士を繋ぐ方法がオーソドックスですが、ユーザーはそれをどう感じるのかというと、とても「めんどくさい」と感じます。

もっと言い方を悪くすれば、「読む気が失せる」「もうええわ」と感じてしまいますので、大切な方が亡くなり、気力も体力もギリギリのところで遺品整理を行わないといけない課題を抱えているユーザーにこそ、1本のコンテンツで全ての情報を提供したほうがいいと私は考えます。

「1本で」と言いましたが、字数が5,000文字を超える場合は分けたほうが良い場合もあるので、ここはケースバイケースと言ってもいいでしょう。

「自分ごと」に考えてコンテンツを作ることが1番求められる

遺品整理士認定試験を受験する時にも言えるのですが、「もし自分が遺族だったら」と考えることで、遺品整理業の集客サイトに良いコンテンツを作ることができると私は考えています。

「もし自分が遺族だったら、
どんなカタチで、
どんなコンテンツが欲しいだろうか」

これがとても難しい。

遺品整理というセンシティブなテーマであれば、ユーザーごとに抱えている背景や心境は全く異なりますし、実際に遺品整理を経験していなければ、想像することすら難しいからです。

それでも、「もし自分の大切な人(親、兄弟姉妹、配偶者、子供など)が亡くなったとしたら」と考えると、自然とコンテンツ作りに熱意がこもり、より中身の詰まった質の高い記事が作れると私は考えています。

遺品整理業の集客サイトには複数のコンテンツが必要です。

その複数のコンテンツに、同じ熱量でコンテンツを作り続けるためには、自分ごととして意識することをベースにすることが何よりも大切で、遺品整理業の集客サイトに求められる情報を提供するのに欠かせないことです。

ご遺族に寄り添う記事を書いています

どんなキーワードであれ、ユーザーというのはとても気が短く、頑固です。

記事の冒頭で自分が知りたい情報がなさそうだとわかれば、すぐに違う記事を粘り強く探すので、簡潔に、それでいて中身が詰まった情報をユーザーに提供することで離脱を防ぐことができます。

私はライターを生業にする前はユーザー側の立場だったので、この気持ちがとてもわかります。

そしてライターとして記事を作る側になったことで、気が短く頑固なユーザーにどうやって対応したらいいのかわからないという気持ちもわかります。

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