レビューへの返信で避けたい4つの言い回し|「丁寧なのに印象が悪い」を直す

記事
ビジネス・マーケティング
レビューに返信しているのに、なぜか印象がよくならない――そんなときは、返信の「中身」より言い回しに原因があることが多いです。
どれも丁寧な言葉づかいなのに、読む人には「定型文」「言い訳」「上から目線」に見えてしまう表現があります。

この記事では、ネットショップのレビュー返信でよく見かける4つの言い回しと、その直し方をご紹介します。例文は、説明用に作った架空のお店のものです。

■ 1.「貴重なご意見ありがとうございます」で始めて、それで終わる

よくある返信
貴重なご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。

直した返信
「箱がつぶれて届いた」とのこと、せっかくのプレゼントで残念な思いをさせてしまい申し訳ございません。来週の発送分から、角を守る緩衝材を追加します。

ポイント
・どのレビューにも使える一文だけだと、読んでいないように見える
・お客様の言葉を1つ引用して、「ちゃんと読みました」が伝わる形にする
・「今後の参考に」ではなく、決めていることがあれば具体的に書く(決めていないことは書かない)

■ 2.「〜とは存じますが」「〜かと思われます」で、お客様の感じ方を打ち消す

よくある返信
お使いの環境によっては、そのように感じられることもあるかと存じますが、製品には問題ございません。

直した返信
説明どおりに使っていただいたのに、思ったように乾かなかったとのこと、申し訳ございません。厚手の布だと乾くまで2時間ほどかかるため、商品ページの「使い方」にその目安を書き加えました。

ポイント
・「問題ございません」は、事実でもお客様の体験を否定しているように読めます
・まず感じたことを受け止め、そのうえで事実(数字・条件)を伝える
・実際にページを直したときだけ「書き加えました」と書く

■ 3.「お問い合わせいただければ対応いたしました」と、あとから言う

よくある返信
ご連絡いただければ交換などの対応をさせていただきましたのに、残念です。

直した返信
ご不便をおかけし申し訳ございません。お届けから30日以内であれば交換を承っております。よろしければ、注文履歴の「ショップへ問い合わせる」からご連絡ください。

ポイント
・「〜しましたのに」は、お客様を責めているように聞こえます
・これから使える窓口(期間・方法)を、次に買う人にも分かる形で書く
・交換や返金の条件は、ショップの規約と同じ内容だけを書く

■ 4. 謝罪の言葉を何度も重ねる

よくある返信
大変申し訳ございません。誠に申し訳ございませんでした。重ねてお詫び申し上げます。

直した返信
遅れてのお届けとなり、申し訳ございません。今回は配送会社の集荷が1日ずれたことが原因でした。お急ぎの方向けに、商品ページへ「お届けまでの目安」を載せています。

ポイント
・謝罪は1回で十分。重ねるほど中身がない印象になります
・「何が起きたか」「何をするか」を短く書くほうが、誠実さが伝わる
・原因が分からないときは、推測で書かず「確認しております」にとどめる

■ まとめ:返信を出す前の3つのチェック

・お客様の言葉を1つ引用しているか:定型文に見えないか
・感じ方を否定していないか:「問題ございません」「〜かと存じます」
・書いた対応は本当にやったことか:「改善しました」「追加しました」

返信は、書いた本人よりこれから買う人が読むものです。出す前に、初めてお店を見る人の気持ちで一度読み返してみてください。

いただいた低評価レビューに合わせて、返信文をお作りするサービスも始めました。
▶ 低評価レビューへの返信文を3件分作ります(1,000円)

※この記事の例は、説明用に作成した架空のお店とレビューです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す