親の介護、一人で先走らないで!元施設長が教える「失敗しないための行動マニュアル」

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​親の様子が急に変わってしまった・・・!!

昨日まで一人で歩けたのに、布団から起き上がれていたのに……。「なんで急に?」と戸惑われるかもしれません。
​実は、このようなことは珍しくありません。高齢になると、昨日までできていたことが急にできなくなってしまうことがあるのです。

​例えば、風邪をひいて1週間も入院しただけで、歩けていた人が車椅子になって戻ってくることもあります。
​高齢の方は若い人と違い、筋力が低下し、骨も弱くなっています。実は、本人もご家族も気づかないうちに、体力が「ギリギリの状態」で踏ん張っていた、というケースが非常に多いのです。
​「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、ある日突然、その均衡が崩れて動けなくなってしまう。
こんな時、多くのご家族がパニックになってしまいますよね。「早くなんとかしなきゃ!」と一人で先走ってしまいがちですが、介護の現場を33年見てきた私から、一番にお伝えしたいことがあります。

「まずは落ち着いて、地域包括支援センターへ行くこと」

​これが、その後の生活を左右する最も重要な第一歩です。
地域包括支援センターは、おおむね中学校の通学区域と同じくらいの割合で設置されています。もし場所が分からなければ、お住まいの役所に聞けばすぐに教えてくれます。
​地域によっては「安心センター」や「包括センター」など、呼び名が違うこともありますが、役割は同じです。
​そこで現状を話すと、専門家が相談に乗ってくれます。そして、介護が必要だと判断された場合に次に行うのが**「介護保険の申請」**です。
​ここでよくある大きな勘違いがあります。

「介護保険は、認定結果(要介護度)が出てからじゃないと使えない」
そう思っていませんか?
​実は、介護保険は「申請したその日」からサービスを使うことができるんです。
​「でも、介護度が決まっていないのにどうやって?」と不思議に思いますよね。
実は、ケアマネジャーが「だいたいこれくらいのサービスが必要だろう」と予測を立てて、**「暫定ケアプラン(みなしプラン)」**を作成することで、結果が出る前でもサービスを利用し始めることが可能です。
​「結果を待っていたら、今の生活が破綻してしまう……」
そんな不安を抱えている方は、どうか諦めないでください。
​介護は、一人で抱え込むと必ず限界が来ます。
まずはプロに相談し、制度を賢く使うこと。それが、ご本人にとっても、ご家族にとっても「共倒れ」を防ぐ唯一の方法です。
​もし「うちの場合はどうすればいい?」「手続きが難しそう」と迷われたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。33年の経験をフル活用して、あなたの支えになります。

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