「好きな食べ物は何?」
この質問を会話で使う人は多いのではないだろうか…
私も実際よく使うしよく聞かれる…
でも私はいつもそのとき、言葉に詰まる…
相手の好きなものを知りたい、相手に対する興味、仲良くなりたい…私自身はそういった意味で使うことが多いが…聞かれたときはそう受け取れない
なぜなら…
私の子供の頃の記憶に原因がある…
大人になってから気づいたのだが
私は子供の頃、親から虐待を受けていた
叩かれる、閉じ込められる、ご飯がもらえない…当たり前の毎日だった
妹には誕生日ケーキもプレゼントもある、サンタクロースがプレゼント持ってくるのも妹にだけ…
寂しかったけれど、それが当たり前だった
でもある日、母がたった一度だけ聞いてくれた
「誕生日何食べたい?」
私は迷わず答えた
「ハンバーグ」
私は母が作ってくれるハンバーグが好きだった
我が家のハンバーグは少し変わっていたけれど私の中ではそれが普通だった
誕生日初めてお祝いしてもらえる
私は何日も前から楽しみだった
初めておめでとうと言ってもらえるのかもしれない…
でも、ちがった…
今、思うと寂しすぎる私の空想だったのかもしれない…
誕生日当日、ハンバーグはなかった
おめでとうもなかった
ただあったのは…
「えっ?誕生日?忘れてた…」
そう、これが私にとっては、当たり前の日常…
だから、大人になってからの私は記念日が大好きになった。
初めて出会った日、初めてデートした日、好きな人の誕生日。
そんなことまで?っていうことも覚えるようになった
記念日おめでとうと一緒にいてくれてありがとうを伝えたいから
出会ってくれたから記念日がつくれる
誰かとささやかな日常を共有することそのものが私にとっての初めての積み重ね
「好きな食べ物はなに?」
その質問で、私はそのときなんて答えたのかな…?
素直にハンバーグと答えられたのだろうか…
この先、私はなんと答えるのだろうか…
でも、この経験があるからこそ、今の私がいる
ハンバーグと答える私もわたし
もし、違うものをこたえたとしてもそれは、
聞いてくれた人と一緒に食べたいと思ったものかもしれない
今、私は、事情があり過去を振り返っている
過去に苦しめられ涙するとき、まだ乗り越えてないんだなと弱いなと思う
でもその中で、私が大切にしているものに改めて気づけた
私は、記念日がすき
先月から出品活動を始めているが、うまくいかないことのほうが多い
思いだけ溢れてどう行動していいか分からないからだ
でも、もしこのブログを読んでくださったあなたと繋がることができたら、それは私とあなたとの大切な記念日になる
たった一度かもしれない、でも長く続く最初の一度目かもしれない
読んでくださっただけでも奇跡
私にとって今日は、大切な記念日になるだろう…