子どもの英語教育|カナダで身につけた英語は、どうなった?

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こんにちは。ハナノキです。

日常の暮らしの中で、
「誰かに聞いてほしいな」

と思うようなことをお聞かせいただき、
音声メッセージでお返事するサービスを提供しています。

もし気になることがあれば、いつでもお気軽にお話しくださいね。


「娘のカナダで身につけた英語は、その後どうなったのか。」

1年半の親子留学から帰国してから、
よく聞かれる質問です。

当時3歳半から5歳まで留学をした娘は、
現地のお友だちとそつなくコミュニケーションを
とれるくらいの英語力レベルまで習得しました。

帰国して半年ほどは、海外旅にでかけたり
とアウトプットの時間を確保できていたので、
急激に英会話力の低下はみられなかったように
思います。


ただ、正直にお伝えすると、
帰国して3年ほどたった娘は
英語を話す機会は当時の1割にも満たないほどに
なりました。

確かに、あのときの流暢さや積極的に
話す機会はなくなりましたが、

英語を忘れてしまったということはなく、
「使う場面が減り、奥にしまわれている」
そんな感覚が近いように思います。

帰国後、娘は5歳から6歳にかけて
インターナショナルプリスクールに通いました。

はじめの3ヶ月は、
地元から通える隣町の小さなスクールへ。

その後、将来の選択肢を広げたいという思いから
母子で都会へ移り住み、
高校までエスカレート式の
インターナショナルスクールへ入園しました。

カナダでは英語が当たり前の環境でしたが、
日本に帰ると
日本語が当たり前の世界になります。

娘にとっては
友達と英語で話さなくてもいい環境に
なったことで、
英語を使う必要性が自然と薄れていきました。

学校では先生や授業は英語。
けれど、それ以外の時間は日本語。

そのバランスの中で
英語は“日常のことば”から、
少しずつ“使う場面が限られることば”へと
変わっていったように感じます。

同時に、わたし自身の中にも変化がありました。

日本で、
”英語を中心に学ぶ環境”に
どこか違和感を覚えるようになったのです。

カナダでの生活を通して感じたのは、
言葉は文化や暮らしと
切り離せないものだということでした。

だからこそ今は、

日本語という母国語の土台を
しっかりと育てること。

そして日本の文化や言語、土地に触れながら、
自分のルーツに誇りを持てること。

そのうえで、
世界とつながっていける力を
育てていきたいと考えるようになりました。

そうして、小学校入学のタイミングで
インターナショナルスクールでの
生活に区切りをつけて、
地元の公立小学校へ入学することを決めました。

英語から離れるのではなく、
軸を整え直すための選択でした。

現在は、
ネイティブの先生によるプライベートレッスンを
週末に1時間続けています。

一緒におしゃべりをしたり、
ボードゲームをしたり。

友達のような距離感で、自然に英語に触れる時間です。

一度は、
町外の先生のもとへ通っていた
時期もありましたが、
距離的に続けることが難しく断念。

その後、自宅からほど近い森の中で、
小さな英会話教室を偶然見つけて
すぐに連絡を取りました。

娘の「話したい!」
という気持ちを引き出しながら、
楽しくコミュニケーションを
広げてくれる先生に出会えたことで、

英語との関わり方も、
無理のない形で続けられるようになりました。

一時期は、
英語に触れる機会が急激に減ったことで
言葉が出てこなくなる場面もありました。

けれどそれは、忘れてしまったのではなく、
ただ引き出しの奥にしまわれていただけ。

必要なときには、きちんと出てくる。
そんな感覚があります。

ただ、ここは日本。
それも自然に囲まれたのどかな町で
暮らしています。

英語がなくても、
日常生活に困ることはおそらくありません。

だからこそ、意識的に機会をつくること。

海外旅行や国際交流の場などを通して
さまざまな人と出会い、
自分の言葉で伝えて
相手の話を聞く経験を重ねていくこと。

このことが、
英語とどう関わっていくかの
鍵になるのだと思っています。

言葉は「身につけたら終わり」ではなく、
「どう使い続けるか」で形を変えていくもの。

娘の英語もまた、
これからの環境や経験の中で
ゆっくりと育っていくのだと感じています。

そして実は、
娘の英語を支えてくれている環境が
もうひとつあります。

それが、民間の学童です。

娘は現在、地元の公立小学校に通ったあと、
自宅から徒歩3分ほどの場所にある学童に通っています。

古民家を改装した平屋の建物で、
周囲には畑や自然が広がる
いかにも“田舎らしい”風景の中にある場所です。

けれどそこで行われているのは、
その環境からは想像がつかないほど
多様で豊かな取り組みです。

畑での活動やきキッズヨガ、
運動教室、プログラミングなど。

手作りの優しいおやつもあります。

子どもたちがこの小さな町にいながらも

”さまざまな可能性や興味に出会えるように”と
代表の方が丁寧にプログラムを組んでいます。

その中のひとつとして、
英語教育も取り入れられています。

いわゆる“勉強としての英語”だけでありません。

日本語だけでなく、
英語やほかの言語を話す人とも
自然に関わっていけるように——。

そんな思いのもと、
子どもたちの生活の中に
さりげなく英語が溶け込むような環境が
つくられています。


学童には、ネイティブの先生が常駐しており
インターナショナルスクール出身の先生や、
英検対策や文法指導に
強い先生もいらっしゃいます。

そのため娘は、
カナダで身につけた
「話す・聞く」という力に加えて、

これまであまり経験してこなかった
「読む・書く」という力にも
触れられるようになりました。


動詞などの文法の基礎に触れたり、
小さな文字を丁寧に書く練習をしたり。

日本の教育の良さを取り入れた、
無理のない形での
英語との関わりが続いています。

また、学童には日本語を話さない先生や
さまざまな文化背景を持つ
先生が身近にいるため、

子どもたちは自然と異なる言語や
価値観に触れることができます。

一見、閉鎖的に思われがちな田舎の環境でも、
国際的なつながりを
身近に感じられる場所があること。

そして、自分たちの暮らしと世界が、
決して切り離されたものではないと知ること。

それは、子どもたちにとって
とても大きな意味を持つ経験だと感じています。

娘にとってもこの場所は
英語を「特別なもの」としてではなく、

日常の中でゆるやかに関わり続けていくための
大切な土台になっているように思います。


だからこそ今、感じているのは、

娘の暮らしのなかで
必要なときに自然と取り出せる、

“ことばのひとつ”
であればいい。ということです。

どんな環境で、どんな人と出会い、
どんな経験をしていくかによって、
また形を変えながら
育っていくものなのだと思います。

日本で暮らす今、
娘にとっていちばん身近なのは、日本語です。

その土台をしっかり育てながら、
英語という選択肢も、
無理なく手放さずに持っておくこと。

そしていつか、必要だと感じたときに、
自分の意思でその扉を開いていけるように。

言葉は、”世界とつながるための道具”であり、
同時に、
自分自身を形づくる大切な一部でもあります。

娘がこれからどんな言葉を選び、
どんな世界と出会っていくのか。

その可能性を、
見守って支えていきたいと思っています。

ありがとうございました。

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