カナダ親子留学|語学と子育ての両立、はじめに学んだのはこどもの睡眠

記事
コラム
こんにちは、ハナノキです。
田植えの季節がやってきましたね。

日常の暮らしの中で、
「誰かに聞いてほしいな」

と思うようなことをお聞かせいただき、
音声メッセージでお返事するサービスを提供しています。

もし気になることがあれば、いつでもお気軽にお話しくださいね。

今回は、3歳の娘がカナダで過ごした保育園生活についてです。

2021年から約1年半、
娘は現地の「デイケア」と呼ばれる保育園に通い
帰国前の数ヶ月は、
小学校に併設された幼稚園部にも通いました。

カナダ・ケベック州では
親が学生ビザなどを持っている場合、
子どもは公立校に無償で通うことができます。

最初に通っていたデイケアは
対象年齢外のため有料でしたが、
幼稚園部では現地の子どもたちと同じように、
無償で教育を受けることができました。

渡航後すぐに通いはじめたデイケアは、
自宅から20分ほどの場所にある
にぎやかで活気のある雰囲気の良い園でした。

ただ、
娘にとっては大きなチャレンジでもありました。

渡航前の約1年間、
娘は少人数で家庭的なプリスクールに
週に数回・1回4時間ほど通っていました。

それ以外の時間は、寝るときも移動中も
ほとんどずっと一緒の生活。

カンガルーの親子のようでした。

そんな娘が
週5日・1日8時間、見慣れない場所で、
日本語を話さない人たちと
毎日過ごすことになったのです。

新しい環境に身を置くことは
想像以上に刺激的で、

その変化を受け止めるのは
きっと簡単なことではありませんでした。

それでも最初は
お友達と関わりたい気持ちや、
自分の気持ちを伝えたい思いから

一生懸命その場に馴染もうとしていました。

毎日、シャワーのように英語を浴びて、
娘のインプットしていた英語が外にでるように
なったのは3ヶ月をすぎた頃です。

公園で英語を使って
やり取りをする姿も見られるようになり、
家では英語でごっこ遊びをしたり。

覚えてきた歌を嬉しそうに
披露してくれるようにもなりました。


一方で、
娘の心にははっきりとした変化がありました。

小さなことで泣き崩れたり
気持ちの切り替えがうまくできなかったり....

朝や夜に感情が大きく揺れることが増えていったのです。

手がつけられないほど取り乱したり、
理由がはっきりしないまま
ごねたりすることもありました。

どう対応すればいいのか分からず、
現地のエージェントの方や
園長先生、担任の先生に相談すると、
みなさんに同じことを聞かれました。

「しっかり眠れていますか?
10時間以上の睡眠は取れていますか?」

その言葉で、はっとしました。

渡航前は比較的自由だった生活リズムが、
カナダでは決まった時間に
起きる生活へと変わっていました。

夜は22時を過ぎることもありながら、
朝は6時すぎに起きる毎日。

知らず知らずのうちに、
娘は睡眠不足になっていたのです。

今振り返ると、
機嫌が不安定になるのも当然だったと思います。

もちろんそれだけでなく、
慣れない環境の中で精一杯がんばっていたこともあり、
安心できる私の前で
気持ちがあふれていたのだと思います。

年齢的な成長と
そのときの環境や気持ちが重なって、
娘なりに精一杯表現していたのだと感じています。

大人のわたしでも
朝早く起きて娘の支度と自分の準備や
家事に学校、寝かしつけのあとにまた勉強ーー

という生活はとても大変で
正直いっぱいいっぱいでした。

そんな中で、
「十分な睡眠をとらせる」という基本的なことに
意識が向いていなかったことに気づいたとき、
大きなショックを受けました。

毎日つらい思いをさせていたのではないか——
そう思うと、胸が苦しくなりました。

「寝る子はよく育つ」

当たり前に知っているはずの言葉が
どこか遠いものになっていた自分に気づき、
生活を見直すことにしました。

娘の睡眠を最優先にして
帰宅後の流れを整えたことで、
20時前には眠れるように。

この習慣は、
小学3年生になった今も続けています。

スウェーデンで子育てをしている姉から、
「北欧の子どもたちは
19時半には寝るのが当たり前」と
聞いたことを思い出しました。

寝かしつけは慌ただしい時間ですが、
どれも心と体を守るために
大切な時間だと感じています。

しっかり眠れるようになってから
気持ちの波が穏やかになり、
娘の様子は少しずつ落ち着いていきました。

その後、保育環境も見直して
より家庭的で少人数制の
デイケアへ移ることにしました。

無理に頑張るのではなく
安心して過ごせる場所を選んだことで、
娘の心は安定しはじめました。

そして、「デイケア楽しい!」と
毎朝笑顔で出かけていくようになったのです。

この経験を通して感じたのは、
「環境に慣れること」と「安心できること」は
必ずしも同じではないということです。

そして
”十分な睡眠や規則的な生活といった
日々の積み重ねが、
子どもの心と体を支えている”

と、シンプルながら
とても大切なことを再認識しました。


子育ての中で感じる小さな違和感は、
あとから振り返ると
大切なサインであることがあります。

それを見逃さず、でも抱え込みすぎず、
自分自身のことも大切にしながら。

少し先の未来で、
子どもたちがいきいきと
巣立っていく姿を描きながら、

日々を過ごしていけたらと思っています。


お読みいただきありがとうございました。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら