後回しにされた恋

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10年という長い時間を一緒に過ごし、結婚した彼。

当時の私は、疑うことなく信じていました。 
「この人と、おじいちゃんおばあちゃんになっても
仲良く一緒にいるんだ」って。
一緒にスーパーへ買い物に行って、 たわいない会話をして、
歳を重ねても、当たり前のように隣を歩いている。

そんな温かい未来を、普通に当たり前に想像していたんです。
私は彼のことを心から尊敬していたし、大好きでした。

仕事の売り上げが苦しい時期も、先が見えなくて
不安定な時期も、「二人で一緒に乗り越えていこう」 
そう本気で思っていました。

でも、結婚生活が始まってから、
少しずつ気づいてしまったんです.....

私たち、大切にしているものの「優先順位」が、
決定的に違っていたんだ、と。

私は、「夫婦で一つのチーム」になりたかった。 
だけど彼は、私にこう言いました。

「俺は、親、妹、親戚、友達……その次が君だから。
それ、覚えておいて」

直接言われたその言葉は、
胸の奥に冷たく突き刺さりました。 
すごく、すごくショックでした。 
「あぁ、私はずっと後回しなんだ……」って。

もし、目の前に沈みそうな船があったら、
彼は誰から助けるんだろう? 
そう想像しただけで、
背筋がゾッとしました。 

彼の親との同居を、我慢して
受け入れている自分が、
急にバカバカしく思えてしまったんです。

だけど、その大きな寂しさを味わったからこそ、
気づけたこともありました。 

「私も、自分の親を大切にしたい」
という気持ちが、私の内側からも
あふれてきたんです。

結局、私たちは、お互いが
「自分の家族ファースト」な人間でした。 
まるで磁石のS極とS極。 
反発し合うのは当たり前で、
うまくいくはずがなかったんですよね。 

だから最後は、お互いの家族を優先する形で、
あっさりと別れを選びました。

今、こうして当時のことを客観的に振り返ると、
不思議な感情が湧いてきます。 

あの彼の冷たく見えた言葉も、
実は 「俺の優先順位に合わせようとして、
君が我慢しなくていいよ」という、
彼なりの不器用な優しさ、愛の形だったのかも?
と、ポジティブに捉えられるように
なりました。

私は「後回しにされる恋」を断捨離することで、
自分を大切にすることの大切さに、
ようやく気づかされたのかもしれません。

この世界は、自分の「内側の映し鏡」だと言われます。

もし今、パートナーや誰かとの関係に疲れてしまっている方、
「私って、いつも後回しにされているのかな……」
と心がチクチク痛んでいる方がいたら

その苦しさは、あなたの心が「もう我慢しなくていいよ」
「もっと自分を大切にして」とサインを出している
からかもしれません。

一人で抱え込んでいると、同じ思考のぐるぐるから
抜け出せなくなってしまいます。 

だけど、心の中にあるモヤモヤを言葉にして
外に「吐き出す」ことで、ふっと心が軽くなったり、
思いもよらない大切な気づきが得られたりするものです。

あなたのペースで、まとまらないままで大丈夫です。 
まずはその胸の痛みを、私にお話ししてみませんか?




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