ChatGPTを開いてみた。
でも、何を入力すればいいか分からない。
そして、そのまま閉じてしまった。
そんな経験、ありませんか?
AIに興味はある。
便利そうなのも分かる。
でも、いざ使おうとすると、
「何を頼めばいいの?」
「変な聞き方をしたらダメなのかな?」
「すごいことを頼まないと意味がないのかな?」
と、手が止まってしまうことがあります。
でも、AIの最初の一歩は、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。
最初からすごい使い方をしようとするより、
日常の中にある**“ちょっと面倒なこと”**をAIに渡してみる方が、ずっと始めやすいです。
今回は、AI初心者でも結果が出やすい
最初に頼みやすいことを3つに絞って紹介します。
① 長い文章を要約してもらう
まず試しやすいのは、要約です。
たとえば、
・長いメール
・長い記事
・説明文
・会議メモ
・自分で書いたメモ
こういう文章を、短くまとめてもらう使い方です。
たとえば、こんなふうに頼めます。
「この文章を3行で要約してください」
「重要なポイントだけ箇条書きにしてください」
「初心者にも分かるように短くまとめてください」
AIは、長い文章を読む負担を減らすのが得意です。
もちろん、内容を完全に任せきりにするのは危ないです。
大事な文章や仕事に使う内容なら、最後は必ず自分で確認する必要があります。
でも、最初の練習としてはかなり使いやすいです。
「読むのが少し面倒」
「長すぎて何が大事か分からない」
そんな時に、まず要約を頼んでみる。
これだけでも、AIの便利さはかなり感じやすいと思います。
② 文章を言い換えてもらう
次に使いやすいのが、言い換えです。
たとえば、
・少しやわらかい言い方にする
・敬語に直す
・カジュアルな文章にする
・きつく見える表現をやさしくする
・分かりにくい文章を読みやすくする
こういう使い方です。
たとえば、こんなふうに頼めます。
「この文章を、やわらかい言い方に直してください」
「ビジネスメールっぽく整えてください」
「少し親しみやすい文章にしてください」
「きつく見えない表現にしてください」
文章を書く時って、内容そのものよりも
「この言い方で失礼じゃないかな?」
「ちょっと冷たく見えないかな?」
で悩むことがあります。
そんな時にAIへ一度渡してみると、別の言い方を出してくれます。
ここで大事なのは、
AIの文章をそのまま使うのではなく、
自分の言い方に近いものを選んで調整することです。
AIは、完成品を出してくれる相手というより、
言い方の候補を出してくれる相手として使うと便利です。
③ 表にして比べてもらう
3つ目は、表にして整理してもらう使い方です。
これは地味ですが、かなり便利です。
たとえば、家計のメモを見ていて、
・電気代
・ガス代
・水道代
を月ごとに比べたい時があります。
そんな時、月と金額だけを入力して、
「表にしてください」
「月ごとの差を比べてください」
「年間合計を出してください」
と頼むことができます。
ここで入力するのは、月と金額だけで十分です。
住所、口座番号、契約番号など、個人が特定される情報は入れないようにしましょう。
たとえば、入力するならこんな感じです。
「1月 電気代 8,000円、2月 電気代 7,500円、3月 電気代 6,900円。これを表にして、合計も出してください」
このくらいで十分です。
AIに表を作ってもらうと、
頭の中でごちゃごちゃしていた数字が見やすくなります。
個人情報をどこまで入れていいか不安な方は、以前の記事
「AIって何を入力していいの?初心者が最初に知っておきたい3つの目安」
でもう少し詳しく整理しています。
以前の記事はこちら:
AIは“すごいこと”より“地味に面倒なこと”からでいい
AIというと、すごい資料を作ったり、難しい分析をしたり、特別なことに使うイメージがあるかもしれません。
でも、初心者の最初の一歩は、もっと地味で大丈夫です。
・長い文章を短くする
・言い方を整える
・数字やメモを表にする
このくらいの使い方から始める方が、むしろ分かりやすいです。
AIは、最初から大きな仕事を任せる相手ではなく、
日常の中にある**“ちょっと面倒”**を少し軽くしてくれる相手。
そう考えると、かなり使いやすくなります。
使う前と使った後に気をつけたいこと
最後に、初心者の方に覚えておいてほしいことがあります。
①AIに頼む前は、
個人情報や社外秘の内容を入れないこと。
②AIから返ってきた後は、
そのまま使わず、自分の目で確認すること。
この2つです。
便利さだけに目が行くと、
つい何でも入れたくなります。
でも最初は、
本名、住所、電話番号、口座番号、会社の未公開情報などは入れない。
家計の例なら、
月と金額だけで十分です。
そして、返ってきた文章や表は、必ず自分で見直す。
特に表や数字は、桁がズレたり、合計が間違ったりすることもあります。
AIは便利ですが、確認しなくていい道具ではありません。
この2つを意識するだけでも、安心してAIを試しやすくなります。
最初の一歩は、身近な作業でいい
AIを使いこなすために、最初から難しいことをする必要はありません。
むしろ最初は、
「これを短くして」
「これをやわらかく言い換えて」
「これを表にして」
くらいで十分です。
小さく頼んで、
返ってきたものを見て、
少し直してみる。
その繰り返しで、AIとの距離は少しずつ縮まっていきます。
AIは、すごいことを頼む相手というより、
まずは地味に面倒なことを手伝ってもらう相手。
そう考えると、最初の一歩はかなり軽くなると思います。
実際に手を動かして試したい方へ
今回紹介した中でも、
「長い文章を要約してもらう」は、AI初心者でも特に試しやすい使い方です。
会議メモやメモ書きを整理して、
次に何をすればいいか見える形にする。
こういう使い方は、AIエージェントの練習にもつながります。
今回紹介した「要約」は、
AIエージェント実践ドリルの最初の課題で扱う
**「議事録整理」**にもつながります。
長いメモを整理して、
次に何をすればいいか見える形にする。
その流れを、仕事に近い場面で練習できる内容です。
えめるーじぇでは、初心者が実際に手を動かしながら試せる
AIエージェント実践ドリルも用意しています。
「見るだけ」で終わらず、
一度自分で試してみたい方は、こちらからどうぞ。