「私の気持ちを分かって欲しい」
ドラマでも、小説でもでてくるセリフですね。
その言葉の中には【私の気持ちを察してほしい】【私を理解してほしい】
「愛されたい」という強い願望が表れていると思います。
前回のブログで「色彩心理は気持ちを理解する身近なアイテム」とお伝えしました。
私のメールセッションは【色】を軸として届いたメール(チャット)から気持ちを掬い上げたいと考えています。
「色と気持ちがどう関係するの?」そんな問いが聞こえそうですね。
なので、今回は私が受けた色彩心理セッションの経験をお話をしたいと思ます。
その頃の私は、これから先の人生に展望も何も持てなくて、自分の今の気持ちを知る為にセッションと言うものをはじめて受けました。
そして、長い間【自分の気持ち】に蓋をし続けて本心が分からなくなってしまった事を理解したのです。
「何をしたいかも分からない」
「何が好きかも分からない」
「楽しいってどういうことですか?」とセッション中に質問するほど、感情というものを見失っていました。
自分の感情を探す為に、色彩心理を受講しました。
絵を描いている私にとって【色】は身近なものでしたが、色で心を理解する事に懐疑的な考えを持っていたのも事実です。
しかし、受けよう思った色彩心理講座は、色の機能などを習うのではなく【色で気持ちと向き合い理解する】というセッション方式の受講でした。
セッション(対話)で自身の感情の疎さに気が付けたのでその方式でなら、自分の気持ちを掘り起こす事が出来るかも?と藁にもすがる思いで受講を決めたと思います。
向き合うのは15色。
その中で最初に向き合ったのが【赤】でした。
赤は色の中でも彩度が高く強い色。刺激が苦手な私としては生活でも避けている色です。ZOOMの受講でもまともに画面を見る事が出来ません。
「とにかく嫌い」
「激しい・息苦しい・眩しい・強制的・暴力的・血・目に悪い・ストレス」と自分の口から出る印象は嫌悪感しかありません。
「どうして、そんなに嫌いなのか?」と嫌いになった思い出を掘り起こしセッションが始まったのです。
色彩心理で【赤】の印象は肉体・大胆・情熱・血・行動・始まりです。
上げられた単語から私の心が強く動揺したのは血であり連想させるのは家族や絆でした。
「私は両親の愛情を上手く受け取れなかった」
自分の気持ちを理解してくれない事に絶望し〈本心〉を語り合う事を諦めたまま両親は他界しました。
HSP気質の体調不良で長い間苦しみ、この苦しさが気質の影響だと知らず、他人と違う事や普通に過ごせない自分に強い劣等感を持っていたのです。
だからと強く渇望したのかもしれません。
「私の気持ちを分かって欲しい」
親ならば私の気持ちを察して、寄り添って欲しかった。
察するとは「気持ちを理解する」事ではなく、怒っている・悲しんでいる・苦しんでいるという状況を察する事であって気持ちまでは分からないものです。
ですが、察してしまったその人の気持ちに共感して、深く考え行動してきた当時の私は【100%分かるモノだ】と思い込んでいたところがありました。
この苦しさを分かって欲しい、この辛さを分かって欲しい。
一番近くにいるのだから、長く一緒にいるのだから分かってくれて当然。
「愛しているなら、分かって欲しい」
私の気持ちが理解されない悲しさが怒りになり、虚しさが諦めになり、何かを乞う事や助けて欲しいという本心を深く心の奥に沈め、自身の本心を無視する事で気持ちを保っていたようなのです。
この気持ちを誰かに話せていたのなら、こんな思い違いはしなかったのでは?と思います。
悩みと言うのはどれも重く抱え続けると限界が来てしまいます。
余りの重さに「悩み」しか見る事が出来ずに助けが近くにいても気が付く事が出来ません。
誰かに話すのは勇気がいります。
どう思われるのか、リアクションされるのか、言葉が出ない時がありますね。
先ずは悩みを書き出してはどうでしょうか?
言葉が見つからない時は、自分が気になる色から書き出してはどうですか?
文章にするのが難しければ、まずは『赤が嫌い』『青が気になる』。そんな一言から心のモヤモヤを書き出してみてください。
箇条書きでも大丈夫です。
私は心の風景を描く心象画家として、色から気持ちを読み解き心を解きほぐしてきました。今度は、あなたの心の色を掬い上げるお手伝いをさせてください。
あなたの気持ちの重さを知る為に、私宛に問いかけてはいかがでしょうか。
「まずは今日、あなたが一番気になった色を一つ意識して見てください」
そこにあなたの今の気持ちが宿っているかもしれません。