気分が乗らないのは、悪いことですか?

気分が乗らないのは、悪いことですか?

記事
コラム
前回は、「モヤモヤする気持ちはどこから来るのか」という話をしました。

今日はもう少し踏み込んで、

気分が乗らないとき、どうすればいいのか。

そんな話をしてみたいと思います。




気分が乗らない日は、誰にでもある


なんとなくやる気が出ない。

いつもなら簡単にできることなのに、なかなか手が動かない。

そんな日はありませんか?

睡眠不足だったり、
体調がいまひとつだったり、
疲れが溜まっていたり。

自分のエネルギーが落ちているときは、どうしても気持ちも下がりやすくなります。

もちろん、睡眠をしっかりとることや、食事、生活リズムを整えることは大切です。

でも、

「それができたら苦労しないよ」

という日もありますよね。

そんなときに、私が大切だと思っていることがあります。




やる気を出そうとしない


気分が乗らないと、

「なんとかやる気を出さなきゃ」

と思います。

でも、実はこの

「やる気を出さなきゃ」

という気持ちそのものが、自分を苦しくしていることがあります。

なぜなら、

「やる気のある自分」

という理想と、

「今はやる気が出ていない自分」

という現実に、ギャップが生まれるからです。

そのギャップを見て、

「こんなんじゃダメだ」
「もっと頑張らないと」

と自分を責めてしまいます。

だったら一度、そのギャップをなくしてしまえばいい。




「今、気分が乗らないんだな」と受け入れる


まず、

「今、自分は気分が乗らないんだな」

と認めます。

さらに、

「本当は気持ちよく仕事をしたいんだな」

「うまくできないことに焦っているんだな」

「ちょっと焦っているんだな」

と、自分の状態をそのまま眺めてみます。

良いとか悪いとか判断せず、

ただ、

今の自分はそうなんだ。

と受け入れる。

これだけでも、自分と感情との間に少し距離ができます。




認める。そして許す


ここからが、私はとても大切だと思っています。

それは、

そんな自分を許すこと。

です。

向上心の強い人ほど、これが難しいかもしれません。

もっと頑張れる。
もっとできるはず。
ここで休んだらダメだ。

そうやって自分を前に進ませてきた人ほど、

「今日は気分が乗らなくてもいい」

となかなか思えません。

でも、あえて許してみる。

今日の自分は、今日の自分でいい。

そう思ってみる。




最後に「ありがとう」と言ってみる


そして私は、最後に自分へ

「ありがとう」

と言うようにしています。

気分が乗らない自分にも、

焦っている自分にも、

うまくできなくて悩んでいる自分にも、

「ありがとう」

と言ってみる。

感謝という言葉には、自分の視点を少し動かしてくれる力があると私は感じています。

自分の中だけに向いていた視点が、少し離れたところから自分を見る視点へと変わっていきます。




ポジティブになる必要はない


ここで大切なのは、

無理やりポジティブになることではありません。

「よし!やるぞ!」

と気合を入れる必要もありません。

目指すのは、

ネガティブからポジティブではなく、ネガティブからフラット。

です。

「今日はちょっと気分が乗らないな」

「まあ、そんな日もあるよね」

そのくらいでいい。

フラットになれば、不思議と目の前のことを淡々と始められることがあります。

そして淡々とやっているうちに、自然とリズムが戻ってくる。

私はそれで十分だと思っています。




問題だと思っていたものが、問題ではなくなる


モヤモヤしているとき。

気分が乗らないとき。

私たちは、

「この状態を変えなければ」

と思いがちです。

でも、一度視点を動かしてみると、

そもそも変えなくてもいいのかもしれません。

今の自分を、

受け入れる。

認める。

許す。

そして、

「ありがとう」

と言ってみる。

すると、

問題だと思っていたものが、少しずつ問題ではなくなっていきます。

やる気が出ない日に、

無理にやる気を出そうとしなくてもいい。

まずは、

今の自分をそのまま受け入れる。

そこから始めてみてください。


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