「また辞めるの?」
そう言われ続けて、8社。
研究職、プログラマー、営業、マーケター、ディレクター…。20年のキャリアのうち、10年はわけもわからずウロウロしていました。
でも今、ようやく「合う仕事」「合う環境」が見えてきました。
私は変わっていません。場所が変わっただけです。
合わない場所で頑張るのはやめましょう。時間の無駄です。合わない場所で学ぶべきことは「なぜ自分がそこで合わないのか」一点です。それを学んだら次の場所に移りましょう。
1. 8社の転職遍歴
私のキャリアは脈絡がありません。とにかくいろんな仕事をしてきました。
1社目:研究職
2社目:プログラマー
3〜4社目:営業×2
5〜8社目:マーケター・Webディレクター
職種単位で見ると一貫性がないですよね。でも、自分に合う評価軸を見つける試行錯誤だった、と言えば、私のキャリアが見えやすくなります。
研究職 → 正確性・再現性が評価軸
プログラマー → 仕様遵守が評価軸
営業 → 駆け引き・抑制が評価軸
これらの評価軸が自分の強みとは合っていませんでした。
マーケター・Webディレクター → 情報整理と推進力が評価軸
今はこの評価軸が私の強みと合う、ということを理解しています。
私は、自分の特性を“欠点”ではなく“評価軸との相性”で見ることが重要だと思います。
2. 転職10年目、社長に怒鳴られて気づいたこと
6社目に児発放デイのマーケターとして働いていたとき、わたしの言い方が何かの拍子に社長の逆鱗に触れたようで、すごい勢いで怒鳴られました。
「てめぇなんか病院行って診断受けたらADHDだ!IQ高いからなんとなく紛れ込めてるだけのくせに、偉そうな口聞くんじゃねぇ、クソが!」
とんでもない言い草でしたが、「そうかもしれない」とも思いました。だって、その時点で6社を渡り歩いています。根性無しにも程がありますよね。そこで、私はメンタルクリニックに行きました。
クリニックで、WAISという認知機能のバランスを測定できる検査を受けてみたところ、確かに私の認知機能は凸凹でした。
その結果を見て医師は言いました。
「まぁ、確かにADHD傾向といえばADHD傾向かもしれませんが、この結果でなにか言えるわけではありません。
一つ言えることは、その社長の発言は問題があると思いますよ。その社長から距離をおいたらいかがですか?」
確かに社長の言っていたことは当たっていました。
でも、私に凸凹があることと、あの会社で働くことは別問題でした。
私は、早々にその児発放デイを辞めました。
3. 生まれて初めて「得意」を確信した仕事
そして、社長ひとりのWeb制作会社に一人目社員として応募しました。その会社が子育てメディアを運営していたからです。縁があって出会った「発達障害」という概念が面白かったので、発達障害に関する記事を発信したいと思いました。
子育てメディアは社長が趣味でやっていて、一円も利益を生んでいませんでした。むしろ運営に年間100万くらいかかっていました。
その会社はクライアントワークで稼ぎ、子育てメディアを運営していました。私も子育てメディアのために稼ぐ必要がありました。
そして稼ぐために、生まれて初めてクライアントのサイトを作るWebディレクターになりました。
最初は見様見真似でしたが、これが本当に得意でした。
最初にクライアントにインタビューをして情報を引き出すのですが、多くの場合「これがうちの強みです!」「ここを全面に出せば売れるんで」なんてことはありません。
「強いて言えば〜〜が強みですかね…」「実績はまったくないんですよ…」と言った歯切れの悪い話が大半です。それを持ち帰ってからが腕の見せ所です。
そのサービスのどこが強いのか、どこを全面に出すべきなのか、そしてその根拠をどう示すべきか、仮説を立て、クライアントに確認をしながら磨き上げていきます。
「そう言われてみれば、そういう強みありますね」「そういうことであればこんな事例あります」とクライアントから追加の情報が出てきます。
サイトが出来上がっていく中で、クライアントのサービスも磨かれるのです。クライアントもとても喜んでくれました。
自分にこんな強みがあるなんて知りませんでした。
そして、社長は穏やかで、「やり方は好きにして良い。成果さえ出してくれればOK」というスタンスでした。これまた私に最高に合った。
一人で月商数百万円を売り上げました。営業時代はほとんど成果が出なかったのに。
4. 20年のキャリアで学んだこと
20年のキャリアのうち、10年はわけもわからずウロウロしていました。次の10年はコツを掴んで急激に伸びました。
私は変わっていません。場所が変わっただけです。
私が思う、人が伸びない理由は3つです。
1. 評価基準が自分の強みとズレている
2. うまくいかないときに「自分が無能だから」と解釈してしまう
3. 自分のキャリアに筋を通して解釈できていない
私のキャリアも一つ一つの仕事を単発で見れば、バラバラです。でも、以下を見出すための試行錯誤だったと理解すれば、筋が通ります。
・成果基準が明確で、手段を任される環境が得意
・混沌を整理して価値に変える役割が得意
最初の10年はこれらに気づくための試行錯誤だったのです。私はあの時、社長に怒鳴られて絶望したけれど、今はその社長にすら『あのきっかけをありがとう』と思えるほど、自分の居場所を確信しています。
だから、あなたも大丈夫。
5. 今、あなたに伝えたいこと
もしあなたが、
・転職回数が多くて不安
・「合わない仕事」ばかりで辛い
・自分の強みがわからない
と思っているなら、伝えたいことがあります。
あなたが悪いわけじゃない。場所が合っていないだけかもしれません。
私は8社転職して、ようやく「合う仕事」「合う環境」を見つけました。
その経験から、同じように悩む方のキャリア支援を始めました。
職務経歴書の添削、やってます
私は合わない環境で自分を責め続ける人を減らしたいです。なので、職務経歴書を一緒に整理するサービスをはじめました。
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