【積み立て型保険編|第2話】 保険料の中身を分けると何が残るのか
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毎月、3万円。
10年続ければ、360万円。
「これが将来戻ってきます」
そう聞くと、
“積み立てている”感覚になります。
でも。
その3万円は、
すべて積み立てられているわけではありません。
保険料は一つではない
積み立て型保険の保険料は、
一つの塊に見えます。
しかし実際は、
・保障部分
・積立部分
・販売手数料
・維持コスト
・運用経費
が混ざっています。
最初から“分かれて”はいません。
混ざった状態で、
毎月引き落とされます。
最初の数年はどうなるか
多くの商品では、
契約初期に
販売コストが大きく差し引かれます。
つまり、
最初の数年は
「思ったほど増えていない」
という状態が起きます。
解約すると、
「元本割れ」になる理由はここにあります。
損をしているのではなく、
コストが先に引かれている。
これが構造です。
保障はいくら分か
仮に、
同じ死亡保障額を
掛け捨てで準備した場合、
月額はいくらになるでしょうか。
積み立て型と比較すると、
驚くほど安いケースがあります。
その差額は、
積立とコストに回っています。
積立はいくら積まれているか
では、
実際に積み立てられている金額は
いくらでしょうか。
3万円のうち、
いくらが運用に回り、
いくらが経費に消え、
いくらが保障に使われているのか。
ここを意識して契約している人は、
多くありません。
「戻る」=「増える」ではない
満期でお金が戻る。
それは事実です。
でも、
それが最適かどうかは別の話です。
同じ期間、
保障を分け、
積立を分け、
自分で管理した場合。
結果は変わる可能性があります。
複雑に感じる理由
難しく感じるのは、
商品が悪いからではありません。
構造が一体化しているからです。
保障は保障で。
積立は積立で。
コストはコストで。
分けて考えるだけで、
判断はシンプルになります。
第2話の結論
積み立て型は、
悪ではありません。
ただ、
「全部積み立てている」と思い込むと、
見えない部分が増えます。
見えないまま続けること。
それが一番危ない。
次回は、
「なぜ分けて考えないと高くなるのか」
を、さらに具体的に整理します。
守るための設計を、
もう一段、分解します。
保険契約の不安を一緒に整理します
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