退去や請求のやり取りの中で、
こんな言葉を聞いたことはありませんか。
「それは決まりなので」
「うちはそういうルールなんです」
この瞬間、
多くの人はこう思います。
「決まりって言われたら、
もう従うしかないのかな」
でも実は、
その“決まり”、必ずしも同じ重さではありません。
「決まり」には種類がある
一口に「決まり」と言っても、
中身はバラバラです。
・法律で決まっていること
・契約書に書かれていること
・管理会社の社内ルール
・これまでそうしてきた慣習
この中で、
無条件に従う必要があるものは限られています。
確認していい「決まり」の見分け方
もし相手が
「決まりなので」と言ったら、
心の中でこれを確認してみてください。
・それは、どこに書いてある決まり?
・契約書?ガイドライン?社内ルール?
・自分が同意した内容?
これが整理できていない場合、
確認していい場面です。
強く言う必要はない
ここで大切なのは、
戦わないこと。
「それはおかしい!」
と言う必要はありません。
十分なのは、これだけ。
「どの書面に基づく決まりか、教えてもらえますか?」
この聞き方は、
対立ではなく整理です。
「聞くこと=疑うこと」ではない
多くの人が、
質問することをためらいます。
「疑っていると思われそう」
「面倒な人だと思われそう」
でも実際は、
確認されること自体は珍しくありません。
むしろ、
何も聞かずに流される方がトラブルになりやすい。
言っていい場面、言わなくていい場面
・説明が具体的で、納得できている
→ 無理に聞かなくていい
・言葉が曖昧で、「決まり」の中身が見えない
→ 聞いていい
基準は、とてもシンプルです。
判断の主語は、常に「自分」
ここまでの記事でお伝えしてきた通り、
大事なのは、
誰が決めたかより、
自分が納得しているか。
「決まり」という言葉に、
判断を預けなくていい。