私は、短所をなくすことをやめた。 ― 全員から好かれる店長なんて、いない。―

私は、短所をなくすことをやめた。 ― 全員から好かれる店長なんて、いない。―

記事
ビジネス・マーケティング
私は、

スタッフを評価するとき、

評価シートを、

使っていた時期があります。

項目ごとに、

点数をつけます。

接客。

作業。

判断。

責任感。

周囲との連携。

当然、

高いところもあれば、

低いところもあります。

低いところを見ると、

そこを直したくなります。

苦手なことを、

できるようにする。

足りないところを、

補う。

それも、

人材育成の一つだと思います。

でも、

私は次第に、

別のことを、

考えるようになりました。

短所を補うより、長所を伸ばした方がいい。

もちろん、

仕事をする上で、

最低限できなければ、

困ることはあります。

できないままでいい、

という話ではありません。

でも、

すべての項目で、

高得点を取れる人を、

つくる必要があるのだろうか。

私は、

そう思うようになりました。

人には、

得意なことがあります。

苦手なこともあります。

話を聞くのが、

得意な人。

判断が早い人。

周囲を、

明るくできる人。

細かいことに、

気づける人。

数字に、

強い人。

人によって、

強みは違います。

それなら、

全員を、

同じ形へ近づけるより、

その人にしかない強みを、

もっと伸ばした方がいい。

私は、

そう考えるようになりました。

店長を目指す、

スタッフと話す時には、

こんなことを、

伝えていました。

「スタッフ全員から好かれる店長なんて、

現実的じゃないよ。」

そして、

聞きます。

「あなたにも、

好きじゃない人、

いるよね?」

当然、

います。

人間だからです。

自分には、

好きな人と、

苦手な人がいる。

それなのに、

自分だけは、

全員から好かれようとする。

私は、

少し不思議だと思います。

店長になれば、

ときには、

スタッフに、

言いにくいことも、

言わなければなりません。

注意することもあります。

本人が、

聞きたくないことを、

伝えなければならないこともあります。

そのたびに、

「嫌われたくない。」

と思っていたら、

必要なことまで、

言えなくなります。

だから私は、

全員から好かれることを、

目標にしなくてもいい。

そう伝えていました。

それよりも、

その人らしい店長になればいい。

話を聞くのが得意なら、

そこを伸ばす。

判断が早いなら、

その強みを活かす。

周囲を明るくできるなら、

その力を使う。

同じ店長でも、

同じ店長である必要はありません。

私は、

そう考えていました。

人材育成について、

考えれば考えるほど、

一つの型に、

全員を入れることに、

違和感を持つようになりました。

誰にでも、

同じ短所があります。

誰にでも、

同じ長所があります。

そんなことは、

ありません。

なのに、

評価シートの低い項目だけを見て、

そこを全部、

平均以上にしようとする。

それでは、

その人らしさまで、

薄くしてしまうことがあります。

短所ばかりを見れば、

本人も、

自分の足りないところばかり、

見るようになります。

すると、

自信を失うことがあります。

できていたことまで、

できなくなることもあります。

だから私は、

足りないところだけを見るのではなく、

こう考えるようになりました。

「この人は、何ができるんだろう。」

短所を、

全部なくすことより、

長所を、

一つでも大きく伸ばす。

その方が、

その人らしい成長につながる。

私は、

そう思いました。

もちろん、

長所を伸ばせば、

何をしてもいいわけではありません。

仕事として、

最低限必要なことは、

できなければ困ります。

周囲へ迷惑をかける短所なら、

向き合う必要もあります。

でも、

すべてを、

平均以上にする必要はない。

私は、

そこを分けて考えるようになりました。

人には、

できることと、

できないことがあります。

得意なことと、

苦手なことがあります。

誰かに好かれることもあれば、

嫌われることもあります。

それで、

いいのだと思います。

全員から、

好かれなくてもいい。

誰かと、

同じにならなくてもいい。

短所をなくして、

平均的な人になるより、

その人にしかない長所を、

伸ばしてほしい。

私は、

そう考えて、

スタッフと接していました。

そして今は、

人材育成だけではなく、

人生も、

同じなのかもしれないと、

思っています。

できないことばかりを、

数えるより、

自分にできることを、

一つずつ増やしていく。

誰かの理想ではなく、

自分の理想へ近づいていく。

その方が、

きっと、

自分らしい人生になる。

だから私は、

短所をなくすことを、

やめました。

🐾アオ日記

主人は、

短所より、

長所を伸ばせと言うにゃ。

アオの長所は、

かわいいことにゃ。

だから、

毎日、

伸ばしているにゃ。

もう十分だと思うけどにゃ🤣🐾

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