私は、人を点数だけで評価することをやめた。 ― 同じ点数でも、同じ人ではない。―

私は、人を点数だけで評価することをやめた。 ― 同じ点数でも、同じ人ではない。―

記事
ビジネス・マーケティング
私は、

スタッフの評価に、

評価シートを、

使っていた時期があります。

仕事には、

いろいろな力が、

必要です。

接客。

作業。

判断。

責任感。

周囲との連携。

項目をつくり、

一つずつ、

評価していきました。

評価する以上、

できるだけ、

同じ基準で、

見なければなりません。

好きだから、

高く評価する。

苦手だから、

低く評価する。

それでは、

評価になりません。

だから私は、

評価するときは、

できるだけ、

公平であることを、

意識していました。

でも、

評価シートを、

使っているうちに、

一つのことを、

強く感じるようになりました。

同じ点数だからといって、同じ人ではない。

例えば、

同じ80点のスタッフが、

二人いたとします。

一人は、

最初から、

仕事を覚えるのが早く、

短期間で、

80点まで来た人。

もう一人は、

何度も失敗し、

時間をかけて、

ようやく80点まで来た人。

数字だけを見れば、

同じです。

でも、

そこまでの過程は、

まったく違います。

必要としている言葉も、

次に目指すものも、

違います。

だから私は、

評価シートを、

採点して、

終わりにはしませんでした。

その後、

本人と、

面談をしました。

点数は、

話を始めるための、

材料の一つ。

私は、

そんなふうに、

考えるようになりました。

評価表を見ると、

どうしても、

低い点数に、

目が行きます。

「ここが弱い。」

「ここを直そう。」

そう考えたくなります。

でも私は、

次第に、

それだけでは、

違うと思うようになりました。

短所を、

全部なくすより、

長所を、

もっと伸ばした方がいい。

人には、

得意なことがあります。

苦手なこともあります。

全部の項目を、

平均以上にすることが、

その人の成長とは、

限りません。

だから面談では、

点数だけではなく、

本人が、

何を考えているのかも、

聞きました。

ある社員には、

こんなことを、

聞いたことがあります。

「俺に、

もっとこうしてほしいとかある?」

すると、

その社員は、

こう答えました。

「こういう面談を、

もっと増やしてほしい。」

私は、

少し意外でした。

評価する側が、

一方的に、

答えを渡しているだけでは、

分からないことがあります。

本人から、

聞かなければ、

見えないこともあります。

私は、

月に何人と決めて、

社員と話す時間を、

つくっていた時期もあります。

一人ひとりと、

話せば、

その人への理解は、

確かに深まります。

でも、

それでも、

すべてが分かるわけではありません。

期待していた人が、

突然、

会社を辞めることもありました。

「この人は、

こう考えているだろう。」

そう思っていたことが、

違っていることもありました。

そこで私は、

評価というものについても、

考え直すようになりました。

評価シートに、

書かれているのは、

その人の、

ある時点での、

一部分です。

今日、

80点だった人が、

一年後も、

80点とは限りません。

今、

低い評価だった人が、

大きく伸びることもあります。

逆に、

高い評価だった人が、

立ち止まることもあります。

人は、

変わります。

経験します。

失敗します。

考えます。

成長します。

だから、

点数を、

その人そのものだとは、

考えない方がいい。

私は、

そう思うようになりました。

数字は、

便利です。

できるだけ、

公平に見るための、

助けにもなります。

成長の変化を、

確認することもできます。

でも、

数字だけでは、

その人が、

どれだけ悩んだのか。

どれだけ努力したのか。

何に、

自信を持っているのか。

何を、

怖がっているのか。

これから、

何を目指しているのか。

そこまでは、

分かりません。

同じ80点でも、

次に必要なのが、

「もっと挑戦していい。」

という言葉の人もいます。

「少し立ち止まって、

考えてみよう。」

という人もいます。

同じ点数を見て、

同じ言葉を、

渡す必要はありません。

大切なのは、

何点だったのかだけではなく、

その点数から、次にどこへ進むのか。

私は、

そう考えるようになりました。

評価は、

人を決めるためのものではありません。

優秀な人と、

そうではない人を、

固定するためのものでもありません。

自分が今、

どこにいるのか。

次に、

どこへ進みたいのか。

それを考えるための、

現在地の一つ。

そのくらいで、

いいのだと思います。

だから私は、

人を点数だけで、

評価することをやめました。

点数は、

その人を知るための、

入口の一つ。

でも、

その人そのものではありません。

同じ点数でも、同じ人ではない。

私は、

それを忘れないようにしていました。

🐾アオ日記

主人は、

人を点数だけで、

決められないと言うにゃ。

アオも、

点数をつけられたくないにゃ。

かわいさ100点。

元気100点。

いたずら……

そこは、

採点しなくていいにゃ。

評価項目は、自分で選びたいにゃ🤣🐾

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