私は、数字を隠さなかった。 ― 数字は、会社の現在地を教えてくれる。―

私は、数字を隠さなかった。 ― 数字は、会社の現在地を教えてくれる。―

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ビジネス・マーケティング
私は、数字を隠さなかった。
― 数字は、会社の現在地を教えてくれる。―

私は38年間、

飲食業に携わってきました。

社員会議では、

各店舗の店長が、

自分の店舗の数字を発表していました。

売上。

原価。

人件費。

水道光熱費。

利益。

店舗ごとの損益も、

そのまま公開していました。

「そこまで見せなくてもいい。」

そう言われたこともあります。

私は、

「そうなんだ。」

と思うだけでした。


私は、

数字を隠す理由が、

分からなかったのです。

数字は、

人を責めるためにあるものではありません。

会社の現在地を、

教えてくれるものです。

例えば、

昨年と同じ売上だったとします。

電気料金も、

値上がりしていません。

それなのに、

水道光熱費だけが増えていたら、

私は考えます。

昨年のスタッフのレベルが高かったのか。

今年のやり方に、

改善点があるのか。

数字は、

答えまでは教えてくれません。

でも、

「何かが変わった。」

という事実は教えてくれます。

だから私は、

数字から目を背けませんでした。

私は、

赤字だから悪い、

黒字だから良い、

そんな見方もしませんでした。

赤字でも、

前年より改善していれば、

会社は成長しています。

逆に、

利益が出ていても、

前年より悪くなっていれば、

そこには課題があります。

私が見ていたのは、

黒字か赤字かではありません。

昨日より成長しているか。

それだけでした。

会社の経営理念は、

「共に成長」です。

スタッフと。

お客様と。

取引業者さんと。

会社に関わる皆さんと、

一緒に成長したい。

そんな想いを込めていました。

だから、

数字も競争のためではありません。

誰かを責めるためでもありません。

一年前の自分たちより、

一歩でも前へ進めたか。

それを確認するための、

大切な指標でした。

私は、

数字が好きだった訳ではありません。

でも、

数字は嘘をつかない。

そう信じていました。

もちろん、

後になって、

横領によって作られた数字は、

正しい現実ではなかったと知ることになります。

でも、

嘘をついていたのは、

数字ではありません。

数字を作っていた人でした。

だから今でも、

私は、

そう思っています。

数字は、

過去を責めるためではありません。

未来を良くするためにあります。

だから今でも、

私は思います。

数字は、

会社を映す鏡です。

良い時も、

悪い時も、

現実を受け止める勇気があれば、

次の改善につながります。

だから私は、

数字を隠しませんでした。


🐾アオ日記

ニャ〜オ!アオにゃ!🐾

主人は、

数字を見るときも、

「誰が悪い?」

とは言わなかったにゃ。

「どうすれば、もっと良くなる?」

って考えてたにゃ。

アオも、

昨日より高くジャンプできたら、

それで十分うれしいにゃ🐾

少しずつでも、

成長できたら、

それが一番だと思うにゃ。

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