私は、成長シートを書かせた。 ― 自分の努力を、見失わないために。―

私は、成長シートを書かせた。 ― 自分の努力を、見失わないために。―

記事
ビジネス・マーケティング
私は38年間、

飲食業に携わってきました。

以前、

スタッフに、

「成長シート」

を書いてもらっていました。

書くか、

書かないか。

それは、

本人の自由です。

私は、

無理に夢を書かせたい訳ではありませんでした。

仕事は、

生活のために働く人もいます。

夢のために働く人もいます。

友達がいるから、

アルバイトを始める高校生もいました。

働く理由は、

人それぞれです。

だから私は、

目標を持つことを、

強制しませんでした。

ただ、

もし目標があるなら、

紙に書いてほしい。

そう思っていました。

長期的な目標。

短期的な目標。

そして、

その目標に向かって、

何ができるようになったのか。

一つずつ、

自分で記録してもらいました。

人は、

周りと比べてしまいます。

「あの人は仕事ができる。」

「自分なんて、まだまだだ。」

そう思うことがあります。

でも、

成長シートを開くと、

昨日までできなかったことに、

○が付いている。

斜線が増えている。

半年前には、

できなかった仕事が、

今では当たり前にできるようになっている。


成長シートは、

他人と比べるためのものではありません。

昨日の自分と比べるためのものでした。

私は、

この成長シートを、

評価にも活用していました。

でも、

見ていたのは、

夢の大きさではありません。

口だけか、

本気かでもありません。

自分で決めた目標に向かって、

一歩でも進もうとしているか。

その姿勢を見ていました。

面談では、

「ここまでできるようになったね。」

そんな話をすることが増えました。

褒める理由は、

結果だけではありません。

努力した過程も、

褒めることができました。

私は、

成長シートを、

一人のスタッフに渡しただけでは終わりませんでした。

あるスタッフには、

店舗を一店舗、

丸ごと任せました。

利益の九割を本人、

会社は一割。

仕入れも、

売上管理も、

人の管理も、

すべて任せました。

私は、

何も口を出しませんでした。

成長シートに書いた目標を、

自分の力で実践してもらいたかったからです。

そのスタッフは、

その後、

自ら資金を借り、

独立しました。

今でも交流がある、

数少ない戦友です。


成長シートは、

夢を書く紙ではありません。

自分が積み重ねてきた努力を、

自分自身が忘れないための地図でした。

だから私は、

成長シートを書かせました。


🐾アオ日記

ニャ〜オ!アオにゃ!

主人は、

「他の人と比べなくていい。」

って、よく言ってたにゃ。

昨日できなかったことが、

今日できるようになったら、

それだけで前に進んでるって。

アオも、

昨日より高くジャンプできたら、

ちゃんと成長してるにゃ🐾

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