〜「距離を取る人」の中にも2種類いる〜
恋愛や人間関係でよく聞くようになった
「回避型」「恐れ回避型」という言葉。
どちらも
急に距離を取る
近づくと逃げる
音信不通になる
深い関係が苦手
といった特徴があり、混同されがちです。
でも実はこの2つ、心の中で起きていることがまったく違います。
回避型とは:「親密さ」が苦手なタイプ
回避型の人はシンプルに言うと、
人と近づくこと=負担・ストレス
になりやすいタイプです。
回避型の特徴
一人の時間がないと苦しい
感情を共有するのが苦手
恋愛が「重く」感じる
深い話になると話題をそらす
依存されるのが怖い
回避型の人は、
誰かを嫌いで離れるというより、近づきすぎると自分が保てなくなる。
そんな感覚を持っています。
恐れ回避型とは:「欲しいのに怖い」矛盾タイプ
恐れ回避型は、もっと複雑です。
愛されたい
でも傷つくのが怖い
この両方を強く持っています。
恐れ回避型の特徴
距離を縮めたと思ったら急に冷たくなる
好意があるのに逃げる
相手を試す
不安が強い
「見捨てられる恐怖」と「縛られる恐怖」の両方がある
つまり恐れ回避型は、
近づきたい気持ちと逃げたい気持ちが同時に存在するタイプ。
本人の中でも混乱が起きています。
一番の違いはここ
回避型: 親密さが負担、自由が必要
恐れ回避型 :愛されたいけど怖い、不安と矛盾
回避型は「離れることで安心」
恐れ回避型は「近づいても離れても不安」
ここが最大の違いです。
パートナー側が一番消耗するのは恐れ回避型
恐れ回避型は
近づく
急に引く
また戻る
また消える
という波が起きやすく、
相手が
期待しては落とされる
を繰り返してしまいます。
どちらも「性格」ではなく「防衛反応」
回避型も恐れ回避型も、
本人がわざと冷たくしているのではなく
過去の経験の中で身につけた心の守り方
であることが多いです。
だからこそ
「追いかければ変わる」
「愛せば治る」
ではなく、
境界線と理解が必要になります。
【補足】回避型にも「愛されたい」「つながりたい」気持ちはある
ここまで読むと、
「回避型って、そもそも人を好きにならないの?」
「愛情がないから離れるの?」
と感じた方もいるかもしれません。
でも、ここはとても大切な点です。
回避型にも、“愛されたい”“つながりたい”という気持ちはあります。
人間は生物学的に「つながり」を求める
人は誰でも、
安心できる相手がほしい
誰かと支え合いたい
愛されたい
という愛着欲求を持っています。
これは回避型であっても例外ではありません。
回避型は「愛がない人」ではなく、
愛を求める気持ちを“感じないように抑える”ことで自分を守ってきた人
であることが多いのです。
回避型の問題は「欲求がない」ではなく「怖さが勝つ」
回避型の人の内側では、
本当は近づきたい
でも近づくと苦しくなる
期待されるとプレッシャーになる
親密になるほど怖くなる
そんな矛盾が起きています。
つまり、
愛はほしい
でも距離も必要
という形になってしまうのです。
愛がないのではなく、「近づき方」が違う
回避型は愛情表現が少ないように見えることがあります。
でもそれは、
愛がないからではなく
安心できる距離感が違うだけです。
静かに大切にしている場合もあります。
最後に:あなたが消耗しているなら、まず守るべきはあなたです
回避型・恐れ回避型を理解することは大切です。
でもそれ以上に大切なのは、
あなた自身が削られ続けないこと。
恋愛は努力ではなく、安心の上に成り立つものだからです。