回避型愛着スタイルや回避依存症と間違われやすいこと【恋愛/復縁/恋人】
最近初めてお話しをお聞きするご相談者様から『私の相手は回避依存症だと思う』という趣旨の申し出(?)を受ける事が多いです。以前から色々な場所でお伝えしていますが、まず何をもって「回避」と仰っているかが仰っているご本人もあまり分かっていない事が多い様で、お話しを進めて分析を行うと多くの場合最初の申し出通りではない事が多いです。なので今日は・回避型愛着スタイル・回避性パーソナリティ障害・回避依存症それぞれの違いと、それに間違いやすいパターンについていくつかお話ししていきたいと思います。何度も色々な場所で申し上げておりますが、そもそも私は医師ではないので何かを断言する事は出来ませんし、そもそも医師であっても判断するのが難しい内容を含みますので、あくまでも私の知識と様々な人とお話ししていった中で見えてきた事などを参考として書いています。その点をご留意ください。①回避型愛着スタイルと回避性パーソナリティ障害と回避依存症の違い1-概要-まず、本気で詳細を説明しようとすると凄く複雑なので、端折って出来るだけシンプルに説明します。まず、アメリカ精神医学会によって出版された精神障害の診断と統計マニュアル、通称DSMに掲載があるのは回避型愛着スタイルと回避性パーソナリティ障害のみです。ただこれも、そのままが載っているというわけではないので1つずつ概要を説明していきます。⑴回避型愛着スタイルまずそもそも「愛着ってなに?」と思った方は下記ブログとその中にあるリンクを全てお読みになる事が必要です。この中に記載がある『不安定型愛着スタイル』且つ、障害と呼べるレベルのものがDSMに掲載されています。その基準の
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