セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで30年間、営業事務として働いています。
前に、AIを活用したビジネスメールについて書きました。
そして最近、「AIに仕事を奪われる」という話題をよく耳にします。
会社でもAIを使った業務効率化を推進していますし、
メールの作成や資料の要約、データ整理など、AIを日常業務に使っている人は確実に増えてきています。
さて、AIが広く使われるようになると、現場で起きてくると感じていることについて書きたいと思います。
■AIが短縮するのは「作業時間」
AIを使うと、これまで時間がかかっていた作業が一気に短縮されます。
・メールを書く
・会議資料を作る
・データを集計する
・文書の表現を整える
・議事録を作成する
現にその恩恵を受けている人もたくさんいるでしょう。
つまり、
「時間がかかる作業」そのものが減ってきているのです。
■“時間の言い訳”が通用しにくい時代
ということは、AIを使えば短時間で作れることを、多くの人が知るようになってきました。
「議事録の作成に時間がかかりました」
「議事録を作る時間がなかった」
こういう説明が、以前ほど通用しなくなってくるでしょう。
さらに
「AIは使ったの?」
「AIを使っても、そのくらい時間がかかったの?」
そんな言葉が交わされる場面も増えていくのではないでしょうか。
■AIは "時間がかかる理由" を奪う
私は営業事務として30年間、そして今も現役で働いていますが、
FAXからメールへ、紙からデータへと、仕事のやり方は大きく変わってきました。
AIも、これらとおそらく同じで、AIが仕事を奪うのではなく、
AIという便利なツールが普及し、誰でも一定の品質のものを短時間で作れるようになることで、
「時間がかかる」という言い訳ができなくなることだと、
私はそう思うのです。
ホワイトカラーの仕事において、丁寧な仕事ぶりで評価されてきた人は、
「時間をかけること」そのものが評価されにくくなる時代に入っているのかもしれません。
今後は、PCを使った作業の“タイパ”に関しては、より一層シビアになってくるのではと、私は感じています。