現役営業事務が語る現場で見たExcelとの向き合い方の変遷

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コラム
セラー業務支援室です。
私は医薬品メーカーで30年間、営業事務として働いてきました。
同じ会社で長く勤めていると、さまざまな方と出会います。
その中で常に感じるのは、“個性”とは別に、育ってきた環境による世代ごとの感覚の違いです。
最近よく耳にするのが、いわゆるZ世代の若い社員からの
**「Excel、できないです…」**という言葉。
その一言に、先輩や上司世代は驚いて
「えっ、できないの?」
とつい聞き返してしまいます。
ですが、ここには実は大きな“世代間ギャップ”が隠れているように思うのです。
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世代ごとに違う「Excelができる」基準
私が見てきた限り、ざっくり次のような違いがあります。

上司世代(50代〜)
→ 見やすい表を作れたら「Excelができる」
先輩世代(40代前後)
→ 関数を使って正確な数字を出し、簡単なグラフができたら「Excelができる」
Z世代(20代)
→ 自動化や仕組み化までできたら「Excelができる」

つまり、同じ「Excelができる」という言葉でも、
求めているレベルも、想像している作業内容もまったく違うんですよね。
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なぜ若い世代は「Excelが苦手」と言うのか

Z世代は、生まれたときから家にパソコンがあり、学校でも当然のようにパソコンを使ってきた世代です。
高校や大学でもレポート作成や発表にExcelを使う環境が整っていました。
その中で、クラスやグループには必ず“Excelが得意な誰か”がいて、
得意な人に任せるうちに、
自分では触れる機会が減り、Excelから距離ができてしまった
…という流れもあったのだろうと感じています。
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“使える人”から“仕組みをつくる人”へ

10年以上前までは、求人票の募集要項で
「Excel・Wordが使える方」
といった文言をよく目にしました。
しかし現在では、小規模企業を除けば、ほとんど見かけなくなりました。
これは、単に求められるスキルが変わったというよりも、Excelの使われ方そのものが大きく変化したことを示しています。

今では、一定以上のスキルを持つ人が“仕組化された表”や“統計処理を前提としたデータベース”を作成し、それを組織内で共有して、誰もが入力・活用するという運用が主流になりました。
つまり、仕組みをつくれる人=専門性のある人が資料を構築し、その他の人はその環境を使いこなす時代へと移り変わってきたのだと感じています。

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