精神科医が言った「信じられないひとこと」

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コラム
30歳くらいの頃、私はブラック企業で働いていました。

朝6時半出勤、帰宅は午前2時。激務に加え、社長のパワハラが続き、睡眠不足が重なって、うつっぽくなり、眠れなくなる睡眠障害も出てきました。これはまずいと思い、精神科を受診しました。

しかし、医師はほとんど話を聞いてくれず、
「これ飲んでください」と薬を出すだけ。

1ヶ月通っても一向に良くならず、むしろ症状が悪化するような気がしました。

家に帰ると、妻からは「甘えだ!」と一喝される始末。ますます追い詰められ、妻にも一緒に精神科に来てもらいました。

医師に、「私の状況を妻に説明してください」と頼んだところ、医師は妻に向かって、「いい薬を出していますから、飲めばよくなりますよ。奥さん。」それだけ…。

それを聞いた妻は、
「お医者さんがそう言ってるんだから、甘えたこと言ってるんじゃないの?」
と、私への当たりがさらに強くなりました。

当時は本当に苦しくて、「なんて医者だ!」という怒りと、誰もわかってくれない」と絶望的になりました。

今振り返ると、あのとき医師に言って欲しかったのはそんなことじゃなく、”私がどのぐらい苦しんでいるか”、”家族としてどう接したらいいか”だったのだと思います。

精神科の医師と言っても、患者の心の悩みをわかってくれるわけではない。という教訓になりました。

その後、その会社は辞めるのですが、医師のその一言もあって、妻は「甘えた人間が逃げ出した」と言い続けていました。

精神科の医師だからと言って、人の心・気持ちがわかるわけではない。かえって状況を悪化させる可能性もあるんだとその時知りました。

そのブラック企業を辞めてから、鬱と睡眠障害はよくなっていきました。しかし、夫婦の溝は深いままでした。

一番わかってほしい妻に、わかってもらえないつらさ…。

そんな経験を、精神科で味わったのです。
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