昔、
帳票がWeb配信ではなく、
郵便で届いていた頃の話です。
年始になると、
机の上に郵便物が溜まっていきました。
でもその日に、
入力まではしません。
やっていたのは、
ただひたすら、
・封を開ける
・向きを揃える
・日付順に並べる
・クリアファイルに入れる
それだけ。
それが終わったら、
帰る。
次の日は、
そのクリアファイルを開いて、
ただ入力するだけ。
迷うこともなく、
探すこともなく、
考えることもなく。
仕事は、
淡々と進みました。
今思うと、
あのときやっていたのは、
仕事を終わらせることではありません。
仕事を終わらせやすい状態を作ることでした。
郵便の帳票は、
自分の手で封を開けるしかありませんでした。
だから、
中身を確認する前に、
自然と
「向きを揃える」「順番に並べる」
という作業をしていたのだと思います。
一方で、
Web配信の帳票は、
ダウンロードボタンを押すだけで受け取れます。
便利になったはずなのに、
その後の仕分けや整理は、
意識しないと
何も行われません。
本来、
Web化されて楽になるのは、
この「揃える」「分ける」作業を
パソコン上でできるようになることです。
でも今、
多くの人が詰まっているのは、
その前処理に
まだ到達できていないからだと感じます。
全部終わらせようとすると、
人は止まります。
でも、
「ここまでやればいい」と決めると、
不思議と前に進める。
整えるだけの日。
入力するだけの日。
分けるだけで、
仕事は軽くなります。
全部終わらせるのではなく、
「ここまで」と決めて切る。
それだけで作業の重さは変わります。
もし月初や年初の帳票やExcelで止まってしまうなら、
揃えるところだけ外に任せる、
というやり方もあります。
私は、
帳票やExcelが進めやすい状態にする
“揃える部分”のお手伝いもしています。
必要な方だけ、
プロフィールに置いてありますので
そっと覗いてみてください。