「個」を強くする

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 評論家の山崎正和氏に『柔らかい個人主義の誕生』という本があります。所属している会社や組織の中で生きる時間よりも、個人で生きる時間がずいぶん長くなったと指摘しています。寿命が延びて、人生自体が長くなった。それから休日が増え、余暇の時間が増大した。家庭も核家族化しており、公の面では国家の役割、国民全体の目標がどんどん小さくなってきている。家を継がなくてはいけないとか、みんな一丸となって戦争に勝とうとか、経済大国になろうとか、そんな時代ははるか昔に過ぎ去っています。生きる目標は国家や社会や会社や家が与えてくれるものではなくて、良くも悪くも一人ひとりの個人が生きがいや楽しみ、また人生の指針を見つけて行かざるを得ない時代になってきたと述べています。
 激動する時代の中でこれから生きて行くためには、柔軟で強い「個」を構築して行く時代になったのです。受験生の皆さんが毎日学習活動に努力することは、この強い「個」を形成していくためにも非常に重要なことだと思います(「自由」に流されない判断力を身に付けるための多様な知識の習得)。受験勉強で行う日々の学習が、これから長い人生を有意義に過ごすための基礎の一部となっていることを、強く意識して行きましょう。

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