赤みが残したもの

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美容・ファッション
酒さによる赤みの出方は、人によって本当に違います。
私の場合、その赤みはかなり異質なものでした。

赤紫色、赤黒い色。
コンシーラーと化粧下地で、なんとか“普通の赤み”に見せていました。

素顔では顔色が悪く見えていたようで、私の事情を知る人はみんな、
「元の肌色に戻ってよかったね」と言ってくれます。

当時の私は、異常な赤みに気を取られすぎて、
“顔色そのもの”がどう見えていたかまで考える余裕がありませんでした。
赤みは最初は部分的でしたが、
時間の経過とともに炎症が広がるようにして、額とあごの一部の細いラインを除き、ほぼ顔全体に及ぶようになりました。

酒さでは、炎症が強い場合に赤紫色〜赤黒い色調になることがあり、
血管の拡張やうっ血が重なると、一般的な「赤み」とは違う色に見えることがあります。
この強い赤みを長く抱えているうちに、炎症後の色素沈着が起こってしまいました。

赤みが落ち着いたあとも、顔色はしばらく悪かったようです。

炎症後の色素沈着は、炎症が強かった部分ほど濃く残りやすく、広範囲に及ぶこともあります。
私の場合はその範囲が広かったため、“お面をかぶっているように見える”状態になっていました。

首との色の差を埋めるために、毎日お化粧をしていました。

色素沈着は時間とともにゆっくり薄れていくことが多く、私も少しずつ元の肌色に戻っていきました。

完全に戻るまで、どのくらいかかったのかわかりません。

でも不思議なことに、私はずっと「いつか元に戻る」と信じていました。



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